Blog de afutura

2009/04/08(水)23:25

浮いているはずがない

思い込みとは恐ろしいですね。Ayre K-1Xeの電源部なんて前も見たのに、ACインレットのアースが浮いているとは全然気付いてませんでした。。。 早速問い合わせ。 ************************* 昨晩、Ayre K-1Xeの電源部の天板を開けました。開けたのはインシュレータを敷いてみるのに、荷重がどこにかかるのか(重い部品の配置が)正確に知りたかっただけなのですが。。。   そこで、添付写真のように、IECインレットとトランスが接続されていないことを発見しました。シャーシからの配線はちゃんと接続されていて、トランスからの線だけがわざわざハンダ付けを外されています。確かオリジナルK-1の時、あるいはK-1Xの時はアース線がつながれていたような気がしますので「?」なのです。 ************************* 聞けば、Xe化から音質への影響を鑑み、Ayreの指示で全品アースは浮かせているのだとか。ホントカヨと思わないこともない反面、Ver.upでない現行品までそうだと言われればしかたありません。 メーカーも価格も違いますが、過去2Pと3PのケーブルをK-1Xeにつないで比較したりしたのですよ。その時は「ほら、きちんとアースを取った効果がある!」と3Pケーブルに満悦だったので、お恥ずかしい限り。 思い込みは判断を曇らせるといういい教訓です。 そういう目線で見ると、我が家でアースが浮いている機器は(推定含む)、 Esoteric UX-1 LimitedEsoteric G-25UAcuphase DG28First cry MYTHIQUEそして、Ayre K-1Xeと国産品を中心に多くあります。いや、確認していないだけで、他輸入ブランド(Pass labs、CHORD、Audio Physic、Roksan、Jeff Rowland DG)もそうかもしれません。 そもそもクリーン電源のMYTHIQUEのACコンセントのアースがつながれていないと言うことは・・・・そういうことです。 そんなことを考えていくと、我が家で接地アースを取っても(世間一般の評価と違い)激変しなかった理由もなんとなくわかりますし、今後力を入れるべきところではないとも思います。ACケーブルの選び方も変わってくるかもしれません。

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