古書窟揚羽堂 ～ 古本屋残酷物語

昨夜、夜10時過ぎ、帰宅路の途中・・・

池上の商店街を歩いていたところ、闇の奥から大きな人影がニョキッと現われ、ドキッとした。

ちょうどハリウッド女優の事をあれこれ考えながら歩いていた小生には

その大きな人影が街灯に照らされ、青い眼のブロンド美人と分かった瞬間、

「ジェニファー・コネリーみたいだなぁ」と惚れ惚れした、その矢先、

その美女の横にもっと大きな山があり、それが動いているのを感じた。

目線を斜め上にずらすと、

なんと！【把瑠都】だった！

闇の中だとあんまり大き過ぎると逆に目立たないのかも知れない。


先日、相撲の尾上部屋が我が町・池上に仮部屋を完成させた事は
商店街に掲げられた［歓迎］の横断幕で知ってはいたが、力士を見るのは初めて。
しかも把瑠都！しかも闇の中！しかもブロンド美女付き！

二人はなんかしゃべっていたが、非日本語の為、わからない。

でも、表情から察するに
「疲れちゃった･･･ねぇ、どこか休憩しましょうよ」
「ごっつぁんです。しかし、ここにはそんなトコないから蒲田まで出るか、電車で２駅￥120だから電車で行こう」

というよう事を言っていたように思う。