カテゴリ:テレビ
私の職場の同僚が、さぞや涙を流さんばかりに喜んでいることでしょう、と
思いながら、日本勝利、と沸き立つサンディエゴの球場を眺めていた(勿論テレビで) A.G.真織です。 ごきげんいかが? 日本対韓国戦は、五回表ぐらいから見ていました。 その時は0対0で、まさかその後、6点も取るとは思いませんでしたけど。 で。わたくしが気になったのは、試合が終わってからです。 アナウンサーがまるで優勝したかのように『勝利、勝利』という怒鳴り声の中、 韓国の選手が、にこやかに帽子を取り、観客に向かって、振っているのが見えました。 お客さんに、ありがとう、とお礼を言っているように思えました。 私はその姿にとても感銘を受けました。 もちろん、グラウンドで大騒ぎをしている日本選手も微笑ましかったですよ。 まるで幼い子供みたいで。 日本の応援団ともばんざ~い、見たいな感じで喜び合ってて、 良かったわねえ~と思いましたよ。 でもね。 それよりも韓国の選手ですよ。 途中試合が雨で中断したんですよ。 それでもお客さんは、じっと待っていたわけですよ。試合再開を。雨の中で。 そのお客様に対して、笑顔で、帽子を取り、ありがとう、と言わんばかりに、手を振り、帽子を振る。 悔しくないわけがないんです。 ある韓国の選手は、「幼い頃から、両親に『日本だけには負けるな』と言われて育った」とインタビューで答えてました。 日本が戦時中にしでかした大罪に対し、当時の朝鮮半島の人達が、苦しみ、悲しみ、 その辛さや憎しみを後世に伝えようと思うのは無理ないことです。 私だって、自分の子や夫を殺されたら、その苦しみや憎しみや怒りは、きっと一生忘れません。 出来る事なら、復讐をと、思わずにはいられないでしょう。 そんな彼らが日本を倒すことに、特別な感情を抱いていても、不思議じゃない。 そんな彼らが日本に負けて、悔しいわけがない。 でも彼らは悔しがって表情をくもらせるよりも、 自分たちを見に来てくれた球場の人達に、まず、笑顔で手を振ったんです。 プロだ、と思いました。 観客あってのプロですもの。 お客さんを一番に考えるのが、プロですもの。 お客さんが喜ぶから、一生懸命プレイするんですもの。 素敵です。素晴らしいです。ビバ、韓国選手。 もしかしたら、日本の選手も喜ぶよりもまず観客に「ありがとう、」と観客に感謝を述べていたかもしれません。 でも、テレビにはその姿はうつらなかったように思えます。 たまたま見逃しただけかもしれませんが。 でも韓国の選手達は、明らかに手を振ってましたよ。 ニッポン勝利が決まったとたん、ベンチから出て、すぐに観客に手を振ってました。 その姿をちゃんとカメラは捕らえてましたよ。 すがすがしいや、韓国選手。 これまで負け知らず、素晴らしいね、韓国選手。 胸を張って、祖国へ凱旋してね。 私は日本の選手にも、そして韓国の選手にも、大きな拍手を送りました。 私のもう一つのブログサイトです。よろしければ、覗いてみてください。 体に優しいものと、美味しいものの広告がてんこもり 毎日がコットン ブログランキングに参加しています。 人気blogランキングへ みんなの日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月19日 18時13分37秒
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