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カテゴリ:無駄口
ぎんじさん。
あれから何日か病院で点滴を受けたんだけど、食欲は回復せず。 いろいろ、いろいろ考えた。 この先、毎日病院に通って点滴をしてもらうか 自宅で点滴を行うかすれば、少しは長く生きてもらえる。 だけど、苦しみも引き延ばしてしまうのではないか? それだったら、今までのように、いつものように 自宅の好きな場所で過ごさせてあげようと、辛いけれど決断した。 強制給餌も何回かしたんだけど、その後にグッタリしてるのを見ると これは、もう、本人の意思に任せようと。 (腎不全だと、食べると気持ち悪くなるんだそうだ) そう決めて何もしなくなったら、ぎんじの顔がいつもに戻った。 今朝目が覚めたら、隣で寝てるはずのぎんじの姿がなかった。 猫が死ぬ時には姿を消すって聞いていたから、 まさか!と思って探したけど、どこにもいない。 そうしたら、なんと2階のベランダに出る窓の前にいた。 天気の良い日には、いつも座っていたお気に入りの場所。 トイレに行くにもフラフラと、歩くのがようやっとなのに きっと必死になって階段を上ったんだろう。 パトロールしたかったんだろうな、と思って抱っこしたまま2階を回って またリビングに戻したら、そのまま少し眠った。 しばらくして、フラフラと歩き出したのでついていったら またもや階段を上ろうとする。 バランスを崩しながらも登ろうとするので、抱き上げて寝室まで連れてったら どうしても、ベッドの上に上がろうとする。 多分、ぎんじの一生の1/3くらい過ごしていた場所。 泣けて泣けて仕方なかった。 残りはここで過ごさせてやろうと、トイレやらお水やら クリアケースを積んでベッドの高さに調節したんだけれども 結局は1時間くらい居て、リビングに戻ろうとする。 そらそーだ。 そっちのが快適仕様にしてあるだよ。 その後は水もほとんど飲まなくなった。 ぎんじも、何かを悟っての大冒険だったのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.14 02:30:45
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