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カテゴリ:ヨタ話
高田純次という人は、その存在そのものがすばらしく適当だ。
テレビに露出し始めたのは東京乾電池の団員として「笑ってる場合ですよ」(「笑っていいとも」の前番組)に登場した頃だと思うが、その頃は、まだ堅いものがあった。 しかし「元気が出るテレビ」に出だしてからは、やる気があるのかないのか全く不明なリアクションとコメントに磨きがかかり始め、世が世なら適当人間国宝になりかねないほどの適当さを放っている。 その彼の手になる人生相談集が今回読んだ「適当教典」だ。 どういう経緯での相談と回答なのかよくわからないが、とにかく回答が適当だ。たとえば「体重が70kgになりましたが、やせる必要ないよね?」という45歳主婦の質問には「70kgなんて中途半端だから100kgというきりの良い数字まで太れ」なんて回答しちゃうのだ。 しかし本屋でこの本を買うときに、ブックカバーを掛ける女性店員が笑いをこらえていたように見えて、すごく恥ずかしかったのであった。 ![]() よくやるよなあ。大したもんだね。まあ、「上品な人、下品な人」に代表されるPHP系の本よりは読む価値があると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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