
イギリスは狂犬病ワクチンの接種義務を廃止して久しい。
オランダ、アイスランド、北欧諸国等も狂犬病の予防注射はしなくてもよい。法律で義務化はしてない。任意だ。
オ-ストラリアとニュ-ジ-ランドは狂犬病の予防注射は法律で禁止している。
スイスも 2004年の10月1日から、国内にいるだけの犬は狂犬病予防注射を受けなくてもよくなった。それらの国は日本と同じように狂犬病が根絶しているからだ。狂犬病の清浄国という。
補足
世界には狂犬病が根絶した国や地域が75ある。イギリス、フランス、オランダ、スイス、オーストラリア、ニュージーランドなどだ。それらの国の多くは狂犬病ワクチンの接種義務を廃止している。その75のすべての国名や地域名を
日本はなぜ狂犬病ワクチン注射を強要する? 日本も清浄国75ヶ国の一つだよ!に掲載してある。
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日本が狂犬病の発生がないと認めている地域と国は下記のとうりだ。
日本、ハワイ、台湾、グァム、シンガポ-ル、キプロス、オ-ストラリア、ニュ-ジ-ランド、グレ-トブリテン、アイルランド、アイスランド、ノルエウェ-、スエウェ-デン、フィジ-諸島 の14地域と国だ。その殆どが、いわゆる島国だ。
アメリカはその中に含まれてない。狂犬病が根絶されてない国だ。
それでも、狂犬病の予防注射は3年に1回で良い。
日本は狂犬病が根絶して49年にもなる。なのに、毎年の注射義務が未だにつづいている。なぜだ。
アメリカ人は狂犬病がこわくないわけではない。日本人と同じように怖いが、科学的な予防法で、3年に1回でよいと判断しているのだ。毎年、注射するのは、愛犬家に経済的負担を無駄に強いるだけでなく、犬をワクチンの副作用で殺すことになる危険を出来るだけ少なくするためだ。
狂犬病のワクチンは、狂犬病の病原菌が死滅したものを用いてる。いわゆる、不活化ワクチンだ。
AAHA(米国動物病院協会)の犬のワクチンのガイドラインによると、不活化ワクチでも3年はワクチンとしての効力は持続するので、注射は3年に1回でよいとしている。
生ワクチンである混合ワクチンは7年は効力があるとしている。
日本はなぜ毎年注射しなければならないか、科学的な根拠がない。
現在の日本の狂犬病予防注射率をもとに試算すると、狂犬病予防注射の市場は200億円の巨大市場だ。原価100円とも言われるものが、3,550円にもなるぼろ儲けの商売なのだ。濡れ手に粟みたいな安易な商売だ。愛犬家は注射する義務があると、脅かせばよいのだ。悪法をたてに、悪質な商売をしている獣医界はまともではない。
それほど狂犬病が怖いなら、日本の獣医全員が毎年、狂犬病の予防注射をした方がよい。東南アジヤや中国などの狂犬病がよく発生する国に旅行する時でさえ、自分は注射しないのに、なぜ、狂犬病が根絶している国内の犬に、予防注射を強制するのだ。理不尽だ。不合理だ。狂犬病ワクチンの副作用で多くの犬が死んでいる。
獣医が儲けるために、多くの健康な愛犬がワクチンの副作用で殺されている。
オ-ストラリアやニュ-ジ-ランドでワクチン注射が禁止されているのは、健康な犬がワクチンの副作用で殺されるのを防止するためだ。動物愛護の思想が行き届いている国だ。
日本は犬の愛護の思想が希薄な国だ。動物を金儲けの対象としか見てない人、団体、組織が平然と大きな顔をしてまかり通っている。
(社)日本獣医師会、および、(社)日本獣医学会は日本の狂犬病予防のあり方について、国民に説明する責任がある。東南アジアや中国で狂犬病が発生することがあるから、日本は毎年の注射義務は当然だという議論は詭弁だ。欺瞞だ。
輸入動物の検疫を厳しくすれば、狂犬病の侵入は防止できる。そのための検疫制度がある。
再度言う。ほんとに、狂犬病が怖いなら、なぜ、獣医は自分自身は予防注射をしないのだ。注射をするほど危険ではないからだろう。欺瞞に満ちた獣医界だ。社会良識が金銭で麻痺している。
参考随想
狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃73編の随想集
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。

狂犬病予防注射のからくり 狂犬病予防法はご用済みの悪法だ
愛犬のパナと子供たちの写真集




















