犬は生まれながらに自身の住処(すみか)には糞尿をしない習性がある。
特に糞は住処から遠く離れた場所にしたがる。
屋内飼いの犬でもできるだけ散歩時に用を足そうとしている。
つまり、
犬は清潔な環境が大好きな奇麗好きな生き物だ。
愛犬のパピヨンのパロも糞尿の場所にはこだわりがある。
冷暖房の効いた部屋で糞をしたくなるとドアをたたいて開けろと催促する。
二階から急いで降りて一階の板の間に糞をする。
パロの糞は適度の硬さがあるのでトイレットペーパーでつまんでトイレに流す。
愛犬のパロの躾が完璧でないのは排尿だ。
所定の場所に「トイレシーツ」を置いてあるが、
その利用割合は半々だ。
床のビニールシートに排尿する割合が50%程度だ。
パロは6才を超した。
いまさら、排尿の躾のやり直しはできない。
人も犬も排尿ができるのは生きている証拠だ。
そう思うと、パロの粗相(そそう)もありがたくなる。