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カテゴリ:愛育病院 出産
9月25日(入院2日目)
5:30 起床 朝起きたら、まず熱を測っておくように言われていたので測ると、 38度の熱が出ていた。 どうりで、夜中体中が熱かったはずだ・・。 6:00までに洗顔など身の周りのことを済ませ、部屋の人とおしゃべりをした。 4人部屋の私以外の3人は、今日退院。 私のようにラミナリアをした人はいなくて、皆計画通り予定入院してきていたので、 私の事を昨日もとても心配してくれて、「痛みは大丈夫?」「頑張って~」 なんて声を昨日からかけてくれていた。 6:20 看護師さんが来て、浣腸(2分我慢とのこと) 6:45 3階分娩室へ。 6:50~8:15 分娩台に上がり、NST 同時に点滴をする。ブドウ糖・破水しているため抗生物質・熱が出てしまったので 熱をさます薬。このときも陣痛が苦しい。 先生いわく、痛みのため熱が出たのだろうと。 2日間徹夜明け(1日目はゲームしてたので自業自得です・・)、この熱での出産。 体力がとても不安に・・。 8:30 先生の内診(ここで破水していない人は(計画の人) 破水処置) 気づいていなかったのですが、いつのまにメトロが抜けているとのこと。 子宮が開いてきたら、自然にメトロが抜けてしまう人もいるらしい。 この時点で子宮口5cm開いていると。先生に「いい感じですね」と言われて ホッとする。 実は、昨日「ラミナリア」を入れたときに、子宮口はかなり硬く、 先生 「これは難産になるかもね~。」 私 「明日出産できないってことはありますか?」 先生 「充分にありえます。2日がかりで出産か帝王切開の可能性も 高いですので、頭に入れておいてね」 と言われていたので、かなり不安だったんですね。 8:50 麻酔のチューブを背中に差し込むため、背中に2本注射。 猫のように背中を丸めて注射する。 9:00 ベッドに移動し、麻酔薬を少量投入。 まだ拒絶反応がないかをみるくらいの量なので、麻酔自体は効いてきませんが、 投入された直後、背中に液体が流れ込む冷たい感覚が。 麻酔を入れると血圧が下がりやすくなるらしく、血圧を自動的に15分後とに 計測します。 同時に、点滴に陣痛促進剤を投入。 9:20 麻酔薬追加。 10:00 主人が来る。 10:50 導尿。助産師さんによる内診(まだ5cm) 導尿は、麻酔が効いているので、痛みはありません。 子宮の開く感じが、とっても順調とのこと。 「今日中に生めそうですよ!」と言われて、一安心。 11:00 主人、早めのお昼に。 12:30 助産師さんによる内診 ここで、一気に子宮口は9cm開いているとのこと。 「ちょっと手伝ってみますね~」と言われ、「はい、全開になりましたよ!」と。 こんなに早く全開になるなんて、早い!! ここから、麻酔の効きが悪くなってきて、陣痛が痛くなってきた。 しかも、赤ちゃんがお尻を(穴周辺)すごく押すので、その痛みが本当に辛い!! 陣痛の痛みと、お尻を押される痛みで、「痛い~う~。。。」と唸ってしまう。 お尻を押されると、自分で肛門あたりを押さえようとするのだが、点滴が入っているので、 届かず・・・。 主人は、お昼に行ったっきり、1時間半たっても帰ってこず!(怒) 助産師さんに、「旦那さんはどこ行っちゃったんですかね~?もう全開になってるのにね」 と言われてしまう。 私も、陣痛がすごくしんどくなってきて、腰を押して欲しい、お尻を押し返して欲しい・・ のに、いつまでたっても帰ってこないので、イライラ・・。 一人で耐えていたけど、陣痛よりお尻を押される痛みが限界で、 ナースコールで「お尻が痛すぎるんですけど・・。う~・・麻酔足してもらえませんか?」 「ちょっと待ってくださいね」 と言われたまま、15分ほど放っておかれてしまった。 もう冷や汗タラタラ(笑) こんなにこの痛みが苦しいとは思わなかった。 だから、テニスボールが必要ってよくいうんだね。 15分後に助産師さんが戻ってきた時には、「もうすぐ分娩台に移るので、 もう麻酔は足さない方がいい」とのこと。 こんなに痛いのに、足してくれないの!? 12:50 主人戻ってくる 13:05 分娩台へ移動 主人には外に出てもらい、いきむ練習をする。 陣痛の波がくるたびに、いきみの練習を繰りかえす。 13:15 主人に戻ってもらい、本格的にいきみ開始 何度も何度も繰り返しいきむ。 このとき、もう麻酔はほとんど切れていた感じ。 陣痛はめちゃめちゃ痛いし・・。 何度いきんでも進まないので、「まだまだですか?」と聞いてみる。 助産師さん 「う~ん、実はね、さっきからずっと赤ちゃんの頭はすぐそこに 見えてるんだけど、同じところから全然下りて来ないんだよね」 そこで、助産師さんの一人に、お腹を思いっきり押してもらい、いきんでみる。 これがまた苦しいのね・・・。 助産師さん 「お腹を押す力に負けないで!!」 と言われるけど、そのお腹を押すのが痛いんだって~!! 2回連続で、お腹を押され、思いっきりいきんでみるが、全然変化なし。 何度もいきみすぎて、力が入らなくなってしまった私。 私 「力がなくなっちゃったんですけど・・・(泣)」 助産師さん 「じゃあ、1回陣痛逃しましょう。次の陣痛は、いきまなくて いいですよ」 と言われるも、いざ陣痛をやり過ごそうとすると、痛すぎてそれがまた苦しい。 私 「う~痛い!!イタタタタ・・・・逃すほうが辛いかも~!!!」 助産師さん 「じゃあ次の呼吸でいきんで!!」 14:15 先生がくる 先生が来ると、出産は近いと聞いていたので、「もうすぐなんだ!」と 少し力が戻ってくる。 「じゃあ、次のいきみで、会陰切開しますからね。」 もう、早く生まれるなら、どうにでもして!!という感じ。 先生がはさみを当てたのがはっきり分かったので、ちょっと怖かったけど・・。 (切られる感覚も、はっきり分かりました) 切開したあと、3回いきむが、まったく下りて来ないとのこと。 14:25 吸引分娩へ 先生 「赤ちゃんが下りて来ないので、手伝いをするため吸引分娩をします」 そういうと、吸引の機械が持ち込まれ・・。 助産師さん 「次のいきみで吸引しますので、強い陣痛が来たら教えてください」 私 「う~・・来ました・・」 助産師さん 「はい!吸って~はいて~・・吸って!!!」 同時に、吸引装置がブルブルッと動く音。 1度目では出産できず。 2度目、連続3回いきむ。 助産師さん 「頭出てきましたよ!頑張って!」 14:31 もう一度いきむ 頭より大きいものが出る感覚で痛い!(多分肩・・かな?」 先生・助産師さん 「はい!出てきますよ~。下見て!こっち見て!」 と言われ、必死に頭を起こして下をみる。 「はい!力抜いて~」 14:32 出産 下を見て!を言われ、必死に見た私。 先生「はい!出てきましたよ~。おめでとう!」 と言われ、私と主人の見たものは・・・・。 首に2重にへその緒を巻きつけ、青白くなった我が子の姿・・。 感動・・・というより、へその緒が想像以上に太くて、しかも赤ちゃんに グルグルッと2重で巻きついているものだから、「ゲッ!!」という気持ちの ほうが大きかったかも(笑) 先生「あら~へその緒がまきついてるよ~。だから下りて来なかったんだね~」 その後、胎盤排出。これがまた大きくて出すのが結構痛くてびっくり。 助産師さんに「どんなものですか?」と聞いて見せてもらいましたが、 かなりグロかったです。。。 14:45 会陰切開あと縫合 もうほとんど麻酔が切れているので、針が痛い、痛い・・。 分娩室の入口で、私の母が来たらしいということが分かりました。 主人と母に、「へその緒が2重に巻き付いていて、とっても大変だったんですよ~。 とても頑張りましたよ」と言ってくれているのが聞こえてきました。 その後2時間は、分娩台から下りて、ベッドのあるところで休みます。 そこに、主人と母が交代で入ってきて、赤ちゃんの誕生を祝いました^^。 私のところにきれいになって連れてこられた赤ちゃんは、小さくて、でも とってもかわいくて・・。 感無量です・・・。 16:55 病室へ戻る 部屋に軽食が運ばれてきました。 体は疲れきっているのに、食事をみた瞬間、食欲が(笑) そういえば、昨日の夜もあまり食べれなかったし、お腹が空いているはすだ^^。 部屋に戻ると、私が昨日から「炭酸が飲みたい~コーラが飲みたい」と言っていたので 主人が冷蔵庫に、たくさんの飲み物(もちろんコーラも!)果物を買っておいて くれていました。 18:00 看護士さんがきて、診察。会陰切開の縫合後がかなり腫れている とのことで、湿布と痛み止めが出る。 一緒に、トイレまで歩いてみる。 縫合後がかなり痛くて、歩くのがやっと。 18:20 主人の両親が来てくれました。 義父は、早退してまで、来てくれました^^。 18:45 夕食 19:00 主人帰る 20:00 看護士さんによる診察 21:30 就寝 大仕事を終えたので、疲れているのに眠れず、夜中まで起きていました。 この日は、4人部屋なのに3人退院して、新たに入ってこなかったので、 4人部屋を私一人で占領♪ とっても気が楽だったけれど、前日の痛みがつらかったときに こうだったら良かったのに・・と思いました。 は~・・・長く辛かった2日間が終わりました・・。 でも私が赤ちゃんをとうとう生んだんだね。 今日は、妊娠中からのいろんなことを思い返しながら、眠りにつきました。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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