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【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

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テーマ:旅の写真(3466)
皆さん、親知らず抜きへのご声援コメントありがとうございました。抜歯から24時間が経過し、かなり楽になっております。その足で旅行に出ようと言うのですから私も、相変わらずオバカでございます。明朝から久しぶりに土日きっぷを使って軽く流して参ります。一番の目的は新しく購入した携帯電話F904iのテストだったりします。首都圏以外の地域のワンセグ事情を探って参ります。

さって、本題に入ります。今回のお題は北洋館でございます。現在お送りしているシリーズは「アトミック下北」でございます、この建物も当然下北半島にございます。



この建物は海上自衛隊大湊基地の中にあります。正確に言えば海上自衛隊大湊地方総監部でございますね。海上自衛隊には5つの地方総監部がございます。横須賀・呉・佐世保・舞鶴・大湊でございますね。割と大き目の基地なのでございます。



こいつが北洋館です。旧海軍水交社だそうです。大正4年の竣工と書いてありました。軍事施設らしく非常に堅牢な感じでした。



中々の建物でございましょ。中も立派なものなのですが。早速ですが、海上自衛隊による自己紹介を引用いたします。

【引用始め】
北洋館は大湊地方隊の資料展示室で、広く一般に公開されております。展示室は、海軍室、自衛隊室、大湊地方隊室、歴史室及び特別室に区分されており、明治35年の旧海軍大湊水雷団開設から現在までの、「北方の海上防衛」をテーマとした、貴重な資料約1000点を展示しております。使用している建物は大正5年に海軍大湊要港部の水交社(海軍士官の社交場)として立てられたもので、外装は釜臥山から採石された石材を用いた、当時としては珍しい洋風の由緒ある建物です。この建物は昭和54年に日本建築学会から大正期の名建築620件の一つとして、全国2万件候補建築からに選ばれております。この由緒ある建物と全国から集まった貴重な資料を将来まで保存し、日本のために日夜訓練に励んでいる海上自衛隊員が我が国の歴史を学び、先人の偉業をしのび、輝かしい伝統を継承することにより、一層立派な隊風を育成することを目的として昭和56年5月9日に開館しました。多くの皆様のご来館をお待ちしております。
【引用終り】




重厚な入口でございました。海上自衛隊は旧帝国海軍の伝統を大事にする気風があります。これは海上自衛隊が、旧海軍軍人を中核にして、海上保安庁の内部組織としてまとまって発足したことや、先の対戦での破滅的な大敗北の責任は挙げて陸軍にあり海軍は戦争に反対だったと言う世間的な理解もあり、旧軍の伝統を引きやすかった訳でしょう。帝国陸軍は戦後物凄く不人気でしたから、陸上自衛隊は先ず「旧軍の伝統」とは言いません。旧帝国陸軍との断絶を強調します。これに対し、海上自衛隊は割と頻繁に「旧軍の伝統」を持ち出します。



このような、3自衛隊の気風を以下のように表現することがあるようです。

 陸上自衛隊 用意周到・一歩後退
 海上自衛隊 伝統墨守・唯我独尊
 航空自衛隊 勇猛果敢・支離滅裂


何となく分かりますね、私には。さて、早速館内をご紹介いたします。



せっかくの重厚な建物なのですが、内装が安っぽいのが残念です。こちらは海軍室です。旧帝国海軍のものを飾ってありました。



92式機関銃というそうです。大湊を工事した際に出土したものを復元したそうです。



こちらは海上自衛隊室です。このプロペラはS2Fのものだそうです。マイナーな機材ですが、海上自衛隊初期の対潜哨戒機でございます。



海上自衛隊の制服ですね。一番右は礼服です。大体どこの国でも海軍の制服は同じデザインです。地上軍の制服は、各国の独特の事情が反映されるものですが、海軍はどの国も船の上ですからあまり変わらんのでしょうか…。



戦後の水平の制帽に取り付けてきたリボンのコレクションです。保安庁警備隊なんというのがあります。



制服の肩章ですね。海将の肩章だそうです。星は三つです。旧帝国海軍や旧帝国陸軍は少将・中将・大将しかありませんでしたが、諸外国の海軍では准将を設けるケースがあります。自衛隊でも准将設置を考えているみたいです。



こっちは夏服の肩章だそうです。線の数で階級を表しているようです。海幕長のものだそうです。



何故か、二二六事件の軍法会議の判決が出た際の号外が展示されていました。二二六事件は陸軍でしょうに…。こんな感じでした。次は屋外展示物です。







外からもう少し建物を撮影してみました。やはり、いい建物はいい…。スネークマンショーみたいですけど。



屋外に展示されているものです。魚雷発射管のようです。現代海軍ではミッサイル(こう発音するケースが多いです)と魚雷が主力兵装でございますので…。



小ぶりな錨です。





機雷でございますね。戦後の海上自衛隊の最初の仕事は掃海でした。現在の海上自衛隊も掃海が得意だそうです。と言うか、対潜水艦戦闘と掃海が極端に得意で、後は不得意と言う「特化海軍」であると言われていますね。





北洋館から営門に向う途中で目にした現代海上自衛隊の施設でございます。



最後の画像はこちらでございます。中国のスパイに抜かれまくった海上自衛隊らしい立て看板でした。今回はここまでに致します。次回は、日本最古のアーチ式ダム、大湊要港部専用水道をご紹介します。

【昨日のマイレージジャンキー的な成果】

朝食(SUICA) 4マイル(JL)
ローソン(JCB) 3×1.5倍≒約4マイル(NH)

良ければ一票お願いします。10

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Last updated  2007/09/07 10:45:12 PM
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