カテゴリ:市販ラジオ
先日安かったのでいっぱい買い占めた水電池NOPOPO付きAM/FMラジオ NWP-NFR@ナカバヤシですが、早くも壊れました。。。。。orz ボリュームがスカスカになって音量調節も電源OFFすらできません。 たぶんネジが緩んだのだろうということで早速あけてみました、ら、案の定。。。。。 ついでに中身観察。 これが裏ブタネジ2本で固定で反対側は蝶番構造でネジいらずの合理化。 また、よく見ると基板固定にもネジが使われていません。フロントのスライドスイッチのみで固定されています。超合理化設計ですね。 ラジオICは9088です。これは定番のFM専用ICなので、AMは別の回路が必要です。 TA7642です。これはAM用低電圧駆動ICですね。なるほど、これでAMが消耗した電池で良く鳴る理由が判明しましたね。 やっぱり黄金のFM&AM別々ICのタッグの鉄板の回路構成ですね。 基板部品面。AF用ICはTDA2822です。これもまた超定番。安物ラジオにはこの3IC構造が鉄板ですね。なるほど音が悪いのは仕方ないです。 AMは3足のIC使用のストレートラジオですからIFTやOSCなどのコイルは存在しません。バーアンテナはまあまともなサイズ。 FMは長いコイルと短い太いコイルの2本。9088の仕様ではRFコイルとOSCコイルでしょうね。選局はバリコン仕様。バリコンはどうやらAM用の親子バリコンのOSC側をFMに流用していますね。これも定番の使用法です。これでもFMがしっかり&分離も十分で受信できるのだから良いラジオICです。 ボリュームのネジを締めて組み立てるとまともに操作できるようになりました。このようなネジが緩むのは仕方ないですが、本来なら緩まないように緩み防止処置(ロックタイトとか)をすべきなんでしょうが、中華ラジオですから仕方ないのでしょうね。 ボリュームつまみのダブルのDカット形状が変形していなかったのが幸いしましたです。 まあ、こんなところもこのラジオが投売りされている理由なのかも知れませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.09.09 00:22:40
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