カテゴリ:無線機
H27、8月期 1アマ試験 無線工学 新出問題 A-3ですが、前回はキルヒホップの法則を使って解きましたが、 キルヒホッフを使う場合、最初に立てる方程式の電流の方向を間違えるとまったく正解が得られないという欠点があります。 なので、かなり慣れないと使いこなすのは難しいと思います。 したがって、もっと楽に解く方法として、ミルマンの定理をつかって解いて見ましょう。 この公式に値を代入していきます。 まず、この問題の場合、上下の電圧Vを求めます。 左の枝の抵抗R1をI1=2mAが流れるので、R1での電圧降下は、 2kΩ*2mA=4V よって、 V=12-4=8V これと各値をを公式に代入すると、 8=(12/2+8/3+V3/1)/(1/2+1/3+1/1) =((12*3+8*2+V3*6)/6)/((3+2+6)/6) =(52+V3*6)/11 88=52+V3*6 V3*6=36 よって、答えは V3=6(V) となります。 ミルマンの定理をつかえば、電流の方向がどっちかなんて考えなくて済むので間違いが減って楽に答えが得られます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.08.23 10:31:43
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