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カテゴリ:キリシタン
![]() 久保田三十三観音は、柳津町久保田の山にあります。 13番までは右側の小さな尾根伝いに並んでいます。 この写真は14番付近から撮りました。そして十五番以降は なだらかな尾根伝いに並んでいます。そして三十三番のところ からこの場所に戻ってきます。 この三十三体の石仏を本当に村人たちだけで作ったのか。 雪の中で倒れている石仏を掘り出して起こしたとき、それ程 重く感じませんでした。背負子に付ければ十分一人で背負える 重さです。両肩の筋肉が左右3本ずつのうち1本ずつしかない 小生でも担げそうです。 付近の村々からも運ばれてきたのかもしれません。 真剣に歴史を消そうとしたら、200年もあれば真実は消え てしまうと思っています。 南会津町永田(旧会津田島町永田)の裏山にある三十三観音 とほぼ同じ頃に並べられています。永田の三十三観音も『新編 会津風土記』の後です。 村人たちが自主的にこれを並べたのか、それとも城からの指 導があったのか。幕末の動乱期が始まりかけた頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.25 06:41:35
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