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カテゴリ:キリシタン
![]() 【諏訪神社前宮】 2枚目の写真の大鳥居の左奥にあるのが「十間廊」です。3枚目の写真は下から向かって右側から内部を写した写真で、4枚目は左側から内部を写した写真で、手前に段差があり、奥へ行くとまた段差が一つあります。信州の帰農した武士集団の村の肝煎の家には、こうした構造になっている家があります。小生もそうしたお宅を何軒か訪ねたことがあります。 会津の長床のようにも見えるのですが、しかし、奥の一番高いところは、格子が入っていて外はかなり見にくいです。それで不思議に思って、ポケットからコンパスを出して測ったら、この「十間廊」の左側の一番低いところから奥の高いところをの正面にコンパスを向けたらは方位320度方向を指しました。 この建物が前宮のどこにあるかをご存じの方は、グーグルマップで確認してみて下さい。<長野県茅野市宮川 前宮>で検索すると、前宮の本殿がヒットしますが、この建物は本殿から少し下ったところに階段がありますが、その階段の途中の右側にあります。航空写真だと、諏訪神社前宮社務所の右斜め下に写っている細長い建物です。 なお「大祝(おおほうり)」に関しては、グーグルで検索してみて下さい。非常に興味深いことにも出会うはずです。諏訪氏・高遠氏・保科氏・海野氏・真田氏の歴史が、信州の歴史の根底に流れているのであろう思わされます。そして、保科郷・海野宿・真田家の勢力範囲に残されているキリシタンの痕跡も気になります。次回上京する時には、海野宿へ日帰りで行ってこようかと思いはじめました。なかなか興味深いところで、もう一度じっくり歩いてみたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.29 16:05:08
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