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カテゴリ:東日本大震災
【会津若松市の放射線量積算値】 9月1日から9月30日までの会津若松合同庁舎での、環境放射線量測定値の積算値は、95.28μSv※でした。ですから、3月13日から9月30日までの積算値は839.08μSv※になります。夏の間、窓を閉め切って、外出から帰ったらすぐに着ていたものを着替えて、その脱いだものを屋外で保管していれば、この数値に24分の16を掛けた数値と残りの24分の8を掛けた数値に0.4を掛けた数値の合計を外部被曝量として算出することも可能です。但し、隙間風が入っていれば、それに加算しなければなりません。 ※9月10日午前9時と午前10時は欠測なので積算値には入っていません。 会津キリシタン研究所の東京分室では、節電のためにヨシズを買ってきて、窓を開けていましたから、部屋の中の放射線量とベランダの放射線量はほとんど同じです。そして、東京分室のベランダと会津若松合同庁舎の数値とはあまり大差ありません。夏の間に、ベランダに水を流してデッキブラシでかなり擦ったのですが、その程度では除染は出来なかったようです。 写真は2009年6月15日に、阿賀川に架かっている宮古橋のところから、堤防沿いに少し下ったところで撮った写真です。あの頃は、大地震のことも、原発事故のこともまったく考えていませんでした。防潮堤がないことや、非常用発電器が地下に保管されていたことなど知る由もありません。しかし、人間ドックや病院でX線をかなり浴びていることは自認していました。 会津の自然界から受ける放射線量はごく僅かしかありません。過去の測定値が公開されていますからそれを知ることが出来ます。日本の自然界から受ける放射線量に比べるとかなり低い理由は昨日、ここで記しました。そして、一般的なサーベイメータでは、γ線は測ることが出来ますが、α線やβ線は計れていないはずです。また、3月13日以降、放射線被曝に対して、人間が20倍ほど強くなったとも思えません。やはり頑張って、あと20年くらい生きていたいと思うようになりました。所長のイジメは目に見えたり、耳に聞こえたりしますが、放射線は目に見えません。しかし、生きていれば20年後の会津若松市を見ることは出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.27 18:37:01
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