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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【伊那谷のキリシタン】 この3枚の写真は、伊那谷北部の天竜川左岸の小高いところから伊那市中心部方向から箕輪町方向を撮った写真です。撮ったのは去年の7月2日でしたが、旧中山道を越えて木曽谷まで行く途中でした。 これだけ雲が出来ているのですが、伊那谷で夕立に遭ったことはありません。小生が子供の頃には、千曲川流域では、夏は毎日のように雷雨がありました。伯母と亡母と兄と従姉と5人で、農業用の溜め池に遊びに行った帰り、黒い雲に追われるように亡母の実家に帰ったのですが、家の中に飛び込んだらすぐに、激しい雨が降ってきたのを憶えています。 亡母の具合が悪くなってからは、夏休みや冬休みはほとんどの期間を亡母の実家で過ごしていましたから、楽しくて仕方がありませんでした。勿論、休み中の宿題はバッグの中に入っていたのですが、それを出してやった記憶はまったくありません。ウサギ小屋の前でウサギに人参を食べさせたり、ヤギにリンゴを食べさせたり、東京では「パチンコ」と呼んでいた、ゴムを使って小石を飛ばすおもちゃを持って、蛇がいそうにないところで遊んでいました。 そんな毎日を過ごしていたのですが、ある時に祖父が小諸の懐古園に連れていってくれました。アルバムに、動物園で撮った写真が残っていますが、あの小諸市内の街道筋だったにもキリシタンの痕跡を見付けたときには本当に驚きました。典型的な十字墓が残っています。そして、この3枚の写真に写っている伊那谷北部にも、キリシタンの痕跡が数多く残っています。しかし、伝承はまったくと言っていいほど潜ってしまっています。ただ、お寺のご住職やその関係者の方々は、キリシタンの痕跡が残っていることをご存じのようです。あるお寺で、それらしいことをお伺いしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.25 08:15:51
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