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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【八ヶ岳】 大学院の修士課程2年生の秋、修士論文を書き終えたのですが、自分として納得できない部分があったので、「もう一年掛けて、書き直したいのですが」と指導教授にお願いしたら、「もういいから、卒業しなさい」と言われて悩んでいたら、ある大学の先生が翻訳された専門異いの本の索引を作るバイトを頼まれました。かなり分厚い本で、大変だったので、後輩にも手伝ってもらって、何とか仕事を仕上げたら、すぐにバイト料を出して下さったので、それを持ってまた八ヶ岳に向かったのですが、「これで八ヶ岳に行けるのは最後になるだろうなと思って、最後まで登らなかった赤岳へ登ることにしました。 この写真に写っているのがその赤岳です。11月の末頃だったので、頂上では氷点下でしたが、頂上小屋で素泊まりしたときには、かなり大きな石油ストーブが焚かれていて暖かかったのを憶えています。そして翌朝は、持っていた着るものをすべて身に付けて尾根を降り始めたのですが、途中で一枚脱ぎ、それを繰り返したら、麓の舗装道路に出た時にはTシャツにカッターシャツ一枚になっていました。 いつの間にか、北八ヶ岳にロープウェーが出来たみたいで、「楽で良いよ」と阿佐ヶ谷の駐車場の管理人が言っていたので、そのうち所長にあの雄大な景色を見せたいので、日帰りで出掛けてこようと思っています。何とか上手いこと言いくるめて、「下りは歩こうぜ」と所長に言わせないようにしたいと思っています。 もう岳は登るものではなく、眺める方がいいようになってしまいました。飯盒一つ分のご飯を食べられなくなったら、岳はそこで終わりだと自分でも考えてきました。学生時代は、缶詰一つで飯盒一つ分のご飯を平らげることが出来たのですが‥‥‥あれから倍以上の歳になってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.03.21 06:20:49
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