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テーマ:日本の未来(224)
カテゴリ:日本の未来
【当然のことが不思議に思える時代】 一昨日の夕方のテレビのニュース、当然のことが不思議に思えることが二件、報道されていました。一つは、厚木飛行場の夜間の離着陸が差し止められたことです。親父の墓は、あの近くにあるので、年に2回は阿佐ヶ谷の駐車場の管理人を車で連れて行っていますが、昼間に墓参りをしていても気になるくらいの轟音が聞こえてきます。阿佐ヶ谷の駐車場の管理人は、何回かあの近くにいる兄のところに泊まったことがあるようで、「うるさくて眠れない」とボヤいていました。 二つ目は、大飯原発の再稼動差し止めです。当然のことが、何故か大々的に報道されているのが不思議に思えました。髪の毛が抜けたとか、鼻血が出たとかが漫画に載っていたので問題になっていましたが、小生が子供の頃には、「雨の中に放射能が入っているから、外で遊ぶときには帽子をかぶるように」と小学校で言われました。理由は「髪の毛が抜けるから」ということです。小生と同じ位の世代の方々はご存知だろうと思います。福島の原発が地震で壊れたことは明らかです。津波で壊れたわけではありません。 事故後に、海側の高いところから福島第一原発を撮った写真がネット上にありましたが、タービン建屋は大きくは壊れていません。津波に直接襲われても、建屋は無傷に近かったことが判ります。原子炉の格納容器がある建物の中が、地震で破壊されたので、内部が壊れ、冷温停止状態に戻すことが出来なくなり、非常用電源の発電機が地下に保管されていたので津波の襲撃を受け、使えなくなり、すべての電源を失いました。これを「全電源喪失」と言うそうです。 写真は、去年の3月23日にここからそう離れていない大きな公園へ行った時に撮った写真です。桜が満開でしたが、小さな子供たちも大勢いました。しかし、芝生の上の放射線量は決して安心できる値ではありませんでした。そうした中で、芝生に敷かれたシートの上でお昼寝している乳幼児もいました。しかし、あの公園がある区では、そのホームページに次のように書かれています。「※「原子力施設等の防災対策について」(94ページ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.23 14:46:03
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