2015/06/15(月)17:42
岩手県の不思議な神社
【岩手県の不思議な神社】 昨日の午後、岩手から帰ってきたのですが、かなり疲れていたので書き込むことが出来ませんでした。ただ、今回のフィールドワークでは、非常に大きな収穫がありました。それらはキリシタンの痕跡が残っているということだけではなく、地元の方とお話ししていて、岩手県のキリシタンがどの様に考えられているかということです。そして、司東真雄『岩手のキリシタン』(岩手出版)に挙げられている戒名は、実際に残っている墓石から抽出されたことも判りました。 この写真は昨日の朝、地元の方に案内していただいた神社の屋根を撮った写真です。東北にはこうした千木が付けられていることが多いということを読んだことがあったので、それを確かめることも出来ました。そして、この神社には、他にも不思議なモノが残っていました。また、初めて中尊寺を訪ねたのですが、境内にある建物などの中にも不思議なモノがありました。 今日は岩手で撮ってきた写真を整理しているのですが、少し疲れたのでこの原稿を書くことにしたのですが、次回は所長と遠野へ出掛けてみたいと思っています。「柳田国男が歩いたところには、キリシタンの痕跡が残っていることが多いそうです。」と教えて下さった方がいらっしゃるので、遠野へは是非、出掛けてみたいと思っています。 歴史は、文字で書かれた資料=史料からだけでは絶対に見えてきません。こうして残されたモノを丹念に探し出すことによって、真実の歴史が見えてきます。後藤寿庵の死に関して、説が分かれているようですが、そうしたことが何故起こっているのか。ある方のお話しをお伺いして真相が見えてきました。