|
カテゴリ:カテゴリ未分類
気象庁の発表では、台風6号(カーヌン=タイの言葉で果物の名前)は、8月1日22時現在、沖縄県の那覇の南東100kmの海上にあって、西に時速15kmで進んでいます。中心気圧は930hps(ヘキトパスカル)、中心付近の最大風速は50mで、風速25m以上の暴風圏は、東側280km、西側 220kmです。
ところで、台風の強さは、何で決まるかわかりますか? 実は、中心付近の最大風速で決まります。 台風になること自体が、最大風速で決まり、18m以上が「台風」、17m以下は「熱帯低気圧」という区別があります。(正確には、ノットで決まるので端数がありますが、18m以上が台風と覚えていて、一般的には差し支えないと思います。なお、最大風速は、10分間の平均を言います。) さらに、最大風速が、33m以上43mが「強い台風」、44m以上53mまでが「非常に強い台風」、54m以上が「猛烈な台風」と呼ばれています。 つまり、台風6号は今は「非常に強い台風」ですが、もう間もなく「猛烈な」台風になる見込みです。 今年、最強の台風6号は、沖縄の西の海上で、迷走しそうです。十分に注意してください。 それでは、8月1日のアメダスの最高気温トップ5です。 1位は、大阪府・枚方市の枚方(ひらかた)で、39.0度です。2位は、京都府京田辺市の京田辺(きょうたなべ)で38.9度です。3位は2か所あって、京都府福知山市の福知山(ふくちやま)と滋賀県大津市の大津(おおつ)の38.5度です。 5位タイも2か所あって、京都府京都市中京区の京都(きょうと)と、京都府舞鶴市の舞鶴(まいづる)の38.2度です。 台風は、古来、「野分(のわけ)」と呼ばれていたので、今日は、野分を使った代表的な、俳句と短歌を、紹介します。 ・「見所の あれや野分の 後の菊」 (松尾芭蕉) ・「萩の葉に かわりし風の 秋の声 やがて野分の 露くだくなり」(藤原定家) <8月1日20時 気象庁天気図> <8月1日の紀伊水道北部 徳島市小松海岸(陸地は淡路島)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.02 00:42:05
コメント(0) | コメントを書く |