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テーマ:TVマイブーム(650)
カテゴリ:出せない手紙・架空の手紙
九州に住む者にとって東京の演劇世界はとても遠いのです。 「ぴあ」をめくれば あるいは「TOKYOWALKER」を拾い読みすれば 誰かがどこかで芝居をやっているなんて九州人はそんな演劇状況に飢えているのです。 RKBが本日「間違いの喜劇」のメイキングドキュメントを放送しました。 私たちは、いえ、私は小栗旬よりも蜷川幸雄を見たくて この放送を録画しながら同時に見ました。 番組は語っていました。 人気タレントの小栗旬の努力する姿を見ろと 彼はココで終わるヤツではないと かっこ悪く汗を流して本物になっていくのだと…それを見ておけと。 腹話術の「いっこく堂」は ただの天才ではなく 長い努力と理論に裏打ちされた揺るがぬ自信があるのだと。 有名無名の多くの役者たちが 音楽家や舞台技術のプロたちが ひとつの舞台の陰で何をやっているのかを知れと。 世界の蜷川は老いてまだ 完全に現役の演出家であるのだと。 蜷川演出のこのシェークスピア劇「間違いの喜劇」が 九州福岡にやってくる。 たいへん楽しみです。 p.s. 古い友人がこの番組を構成しました。 友人?…むしろこちらからの勝手な知人なのですが。 かれの作る番組をはじめて腰を据えてみました。 内容ももちろん。 番組制作者たちの姿勢に感銘を受けました。 こんな番組がもっと売れなきゃいけないと痛感しました。 九州ローカルの放送だったのです。…残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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