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カテゴリ:同窓会「赤い鳥」
それはそれで様々の工夫が凝らされ大人の技を駆使して作られています。 正直に書きます。 私はコレのどこがいいのだろう このホンのどこが子どもに評価されているのだろう この番組を言葉も満足にしゃべれない子どもがどうして好んで観ているのだろう そう思えるたくさんの絵本や番組に出会いました。 童話作家や絵本作家。特に児童文学者その作家の話には 「子どもの目線に合わせて」「子どもの気持ちになって」という言葉が多く出てきます。…大変理解しにくい考えかたです。 言葉ではよく解るのです。わかったつもりにはなれるのです。 けれども実際にどのような視線が子どもの目なのか。子どもの気持ちになれるのかは大変な疑問です。 子どもの目線まで降りて行く。…とんでもありません。大人が子どもよりも高いレベルにあると疑ったことのないモノにしか言えない発言なのだと 私は少しひねくれて考えてしまいます。 ぐりとぐらそしてそのシリーズは子どもにも人気の作品群です。 とにかく大きなたまごそれで作ったおいしそうなでっかいかすてらあつまった動物たちでそれを食べて…ぐりとぐらはたまごのカラでつくった車で帰ります。 教訓はなにか。言いたかったことはなにか。 そんなこと絵本の評価とは関係のないことです。 中川李枝子と大村百合子という作家は作りたかったものを作っただけなのではないか。私はそう思います。 作家が自分の思いを探って作りたいモノを作る。それが子ども達の思いと重なることができれば子どもはそれを受け入れるのだと思います。 絵本の世界に子どもも大人もありません。 ただ小さな人と少々歳をとった人がいるだけなのです。 ちょっと大げさになってしまいました。 明日には変わってしまう考えなのかも知れません。 ぐりとぐらは必ず図書館にあります。本屋さんにも並んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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