カテゴリ:子どもの話題
衆院で強行採決された「教育基本法改正案」で、ことさら強調されていることばが「伝統と文化」。
(これが「愛国心」に結びつく流れなのだが) そもそも、いま「伝統」といわれているもので、明治以降に「押し付け」で始まったものが多い。(戦後には根拠を失ったものが大半) 明治以前の年号は「壬申の乱」や「戊辰戦争」というように「干支」が使われており、天皇制に基いた「元号」は伝統的に使われていない。 もちろん「君が代」が行事で歌われる伝統もない。レベルは「迷信」とかわらない。 「喪中はがき」は、郵政省が年賀郵便をはじめる前にはありえないし、 「友引」に葬式をさけるのも土葬の時代にはなかった。 「○○家之墓」も、明治以前にはそもそも「○○家」が庶民にはなかった。「家制度」は、封建社会で家来になる人々だけのもの。 「千年の都」といわれる京都ではぐくまれた、長い伝統文化が「まちこわし」で次々に破壊されている中で「明治伝統」だけが「日本の伝統」だという、京都出身の伊吹文相。 「日本史」も履修不足だぜ。勉強しなおして来なさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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