カテゴリ:農業のこと
岡山平野にて。稲の直播。
端の列は畔を壊さないように「プロ」がやりましたが、隣は素人(私ですがな)が…、 やはり曲がってるわ…。 これが稲刈りまで残るのが恥ずかしい限りで…トホホ しかし、乗用車というのが、いかに真っすぐ走りやすくできてるか、よう解ります。 今どきは、水をはった田んぼに田植え機を走らせるのが、一般的な日本の田植え風景ですが、 「晴れの国」岡山ならではの風景が「直播」。 乾いた田に直接籾をまいて、後から水を張る。 昔は「手押し」で2条ずつだったけど、乗用トラクターにくっつけて6条いっぺんにすいすい。 泥んこにならずにすむので、ここは楽。ただし、後で草取りが面倒。 どっちで苦労するか、の選択。(まあ、北陸あたりの米どころでは、選択の余地なく田植えですが。) 全てで楽をしようと思うのは間違い。子育ても同じですか。「楽」でなくても「楽しく」やることをみんなで考えたいものです。 なお、そもそも何で田植えをするか、というと、 水を張った田んぼだと、草が生えてない所に生長した苗を植えるから、雑草に対して稲がフライングスタートで伸びることが出来る、というメリット。 直播だと、雑草と同時スタートだから、どうしても、草取りしなければ草ぼうぼうになってしまう。(或は除草剤頼り) 逆に田植えの難点は、苗の生長と水の深さを合わせないと、浅いと倒れるし、深いと水没する。 他の田んぼの都合もあるし、まめに水管理できないとタイミングが合わせられない。 (自分勝手に水を引くのを、「我田引水」という。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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