カテゴリ:迷信のこと
中秋の名月だそうで…。
藤原道長が「この世をば…望月の欠けることなし」と詠んだ名月。 (そういう思いあがった奴がいつの世にもいるが) 我々の世代は、「アポロ11号」の月面着陸の中継を、(音声のズレが月までの電波の往復だわと感心しながら、)TVにかじりついたもの。 ところが、 ポルノグラフィティの「アポロ」が流行った頃だろうか、 「実はアポロは月に行ってない」 という、「捏造説」が流行った。 大阪万博の「月の石」の行列までニセモノ? 当時を知ってりゃ、 「米ソ対立」の中でお互い月ロケットを飛ばして監視を承知ずみで、捏造するほうが難しい。 なんてことはすぐ分かる。 ソ連の探査機「ルナ」が月周回軌道にいる前を「ニセモノ」を飛ばした? (手動よりリモコンのほうがずっと難しいが) この時置いたレーザー反射器の利用で、月~地球の距離が少しずつ近づいてるのも観測されている。(世界中のレーザー観測機をだますのにどれだけのエネルギーが…) アポロが行ってなけりゃ、どうやって…と思うが、トンデモない説明があるもんだ。(見事に「トンデモ本大賞」受賞) 大槻先生ともあろうものが、面白がってTV番組で持ち上げたのは、科学者として恥ずかしかったな…。 「沖縄の集団自決強制はなかった」「従軍慰安婦はいなかった」 そんなレベルで騒いで、アメリカで「意見広告」を出してひんしゅくを買う人たち。 (そういう人達の先輩こそ、「大本営発表」で嘘の戦果を誇ったんだと思うが) (藤原道長なみに「我が世」と思ってるか…?) 数学的に、「…は存在しない証明」というのは難しい。一つの「反例」(ここにあるぞ!)があれば「…が存在しないことの否定」ができるが、 「体験した」一人の証言を否定するのに、「体験してない」百人を連れて来ても意味がない。 「月にウサギがいない証明」って、できますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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