カテゴリ:25条。生存権
運動会シーズンだと、お弁当に「おにぎり」は定番。
北九州の「餓死事件」で、被害者(敢えてそう呼ぶ)が最後の日記メモに書かれていた 「おにぎり食べたい」 これで運動会のお弁当を連想できるアナタは、まだ恵まれている。 だいたい、こういう単身世帯で保護を必要とする人にとって、 「おにぎり」というのは、コンビニの105円(税込み)のおにぎり。 一人ぶんのご飯を炊いても無駄が多いし、実際に電気もガスも停められる生活をしていたはず。 日本中で捨てられる食料が年間約1000万t。飽食の片方で餓死が出る、 …というのが、悲しいかな、わが「美しい国」 コンビニのJIT方式で捨てられる食料品も、かなり含まれている。(そのコンビニのほうも、FC本部だけちゃんと儲けて、店は使い捨てにあってる) 大塩平八郎が困窮者の現状を見かねて立ち上がった時代から、進歩してない。 大塩も、そんな戦力で勝てるはずがないことは知りながら、自分が立ち上がることで幕府が少しでも『反省』するかと期待しての反乱である。 今の時代だからこそ、「ペンの力」が北九州市をバッシングできるが、 本当に反省してるか? 厚生労働省。(責任官僚に大臣に…) 保護受給者に対し、「真面目に年金保険料を払ってた者が損」だというような、ワーキングプア層からの突き上げも多いが、 弱者同士で足を引っ張ってる場合じゃない。 年金制度を崩壊させて「得」をするのは、そんな物に頼らなくても一向に困らない、一部の資産家だけ。 たまたま、「そこの息子に生まれた」だけで何不自由なく生活できるボンボンと、 日雇い労働で年金も付けて貰えなかった、西成のオッチャンと、 どっちが日本に貢献してる… ということまで考えてたら、 「運動会ヒケツ」をアップするのを忘れた…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[25条。生存権] カテゴリの最新記事
|
|