カテゴリ:納税の「義務」は、「権利」 …憲法30条
「配偶者控除」廃止で浮上 金持ち優遇「夫婦控除」のデタラメ
日刊ゲンダイ 11月8日(土)10時26分配信 Yahoo!ニュース 【「配偶者控除」の廃止を検討している安倍政権。その代替案がいま政府税調で議論されているが、国民の批判をかわす案として浮上してきたのが「夫婦控除」の新設だ。夫婦であれば妻の年収を問わず、夫の年収から一定額を差し引くというのだが、これがトンデモ制度なのだ。 現行の配偶者控除は、年収103万円以下の配偶者を持つ人に適用され、課税所得の計算前に年収から38万円を差し引く仕組みだ。そのため、妻が103万円を超えないように働く、いわゆる「103万円のカベ」がある。それで、年収制限をなくす「夫婦控除」に衣替えすれば、妻がバリバリ働くようになるだろう、というわけだ。・・】 「103万円」の内訳は、「基礎控除38万円」と「給与所得控除65万円」。同じ「103万円の年収」でも、個人事業主など、事業所得であれば、課税所得となる。 配偶者かどうか、以前に、「基礎控除38万円」(月3万円で生きていけるか?)をどうにかせにゃ。 「夫婦と息子(娘でも)と3人で経営する八百屋」など、基礎控除3人分だけ。 【・・「いま税調で議論されている『夫婦控除』の額は一律76万円です。ただ、一律だと高所得者ほどメリットがある。所得税率40%の高所得者にとって、76万円の控除は税額30万4000円分の価値がありますが、所得税率10%の低所得者では、7万6000円の価値にしかなりません」(霞が関関係者)・・】 夫婦というだけで一律控除。 それも「夫から」? 「お家制度」強化のために、貧乏人に「結婚しろ」「働いて税金を納めろ」のケツ叩きか。 【・・政府は6日、人口減少に歯止めをかけるため、1人の女性が生涯に産む子供の数を推計した合計特殊出生率を「1.8」程度に引き上げる目標を打ち出した。「産めよ増やせよ、そして働け」――。安倍首相の言う女性が輝く社会とは、やはりこういうことなのか。】 そういうことなんだろうなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月08日 14時28分06秒
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