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日本政府が「国際捕鯨取締条約」から脱退して、
「商業捕鯨」に向かう宣言をした。という。 クジラの数が現実に増えているのかどうかはともかくとして、 現実に、クジラが減少したのは商業捕鯨(欧米諸国が「脂だけ」のための捕鯨をしたのが大きいが)が原因だろう。 今の時代、「安い牛肉」がいくらでも入るような「市場」で、 「広い海を追っかけ回して捕獲する鯨肉」の価格は、「牧場で生産する牛肉」に対抗できるのだろうか? 今後「安い鯨肉」のために、「蟹工船」状態で南氷洋で働く労働者がいるのだろうか? 調査捕鯨ならば、捕鯨費用は文科省予算がついているが、商業捕鯨ならば「独立採算」になる。 儲けようとしたら、調査捕鯨ほどのお金はかけられない。 調査捕鯨であれば、まともな業者の委託だろうし、給与水準はそこそこ保障されているはずだが、 民営化後に、「不安定雇用」になった福祉や保育の事業所は多い。 となると、結局は、チリあたりの捕鯨業者(多国籍企業)から輸入しなくちゃ、 商品流通しないのではないか? TPPで輸入品は自由だし、そもそも鯨肉は貿易がないから「関税」の対象外。 そうなると、また「乱獲」になっちゃうんじゃ? 日本企業は、世界で森林の乱伐を進めている企業を野放しにして、そこから木材や牛肉製品を平気で輸入している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月25日 12時25分08秒
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