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テーマ:プロ野球全般。(13379)
カテゴリ:プロ野球
プロ野球実行委 レンタル導入見送り 情報漏えい懸念(河北新報の記事)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe165/20060308_01.htm イーグルス救済のためといっても過言ではないプロ野球のレンタル制度。 ミEファンのひとりとして言わせてもらえれば、はじめから今シーズンすぐにとは期待してはいなかったが。 「必要性は認めながらも」というのもどこかしらじらしい。ほとんどのチームがその必要性など感じてもいないのは明白だ。 はじめから「必要ない」と言い切るチームを除けてこのシステムをスタートしても困るチームは出てこないからだ。もちろんレンタル移籍したくても出来なくて困る選手は出るであろうが。 とはいえイーグルスの戦力の現状はかなり悲惨だ。希望という戦力がなければとてもじゃないが上を向いてはいられない。 もし昨シーズンの勝ち星に20勝を上乗せできたら大概のチームは優勝かそうでなくても確実にAクラス入りだが、イーグルスの場合58勝にしかならないので下手をすればそれでも最下位にしかならないかもしれないのだ。 拡張ドラフトがだめ、ドラフトでの優遇策もダメ、無償トレードが全然すすんでいない、そしてレンタルもダメという現状ならば残るは外国人選手による補強ぐらいしか残されていない。せめて保有できる選手にプラス3名の外国人選手の特例ぐらい認めてくれてもよさそうなものなのだが。 言葉は悪いが、チームの誕生だけは協力したのだからあとは自分たちの力だけでなんとかしなさい、といわれているようなものだ。 話は変わるが、日本のプロ野球ナショナルチームの成績がここのところ悪くなってきている。シドニーでのメダル無しからその傾向は強まってきている。その原因の根っこの部分は実はこのレンタル制度の見送りと同じだったりする。 強いチームを作るためには完璧なサインシステムを確立しておかなければならない、他国のチームと戦えない、というのはひっくり返していえばサインを盗まれただけですぐにメロメロになってしまうチームしか作れないということだ。 たかだかひとりふたりの選手を出したくらいで根本がゆらぐようなシステムであるならばそれははじめっから大したものではないのだが。 自分達でも気がつかないうちに国際的には弱体化する方向に進んでいる今の日本のプロ野球を救うのも実はこのレンタル制度のはずなのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月08日 17時38分35秒
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