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カテゴリ:オタク論
河童や閻魔様の仮装(今で言うコスプレ)をして一芝居うち、食い扶持や飲み代を稼いだそうです、江戸人は。
まっとうな商売より衣装作りのほうがたいへんであろうとも、まともに働いて稼ぐことを嫌う。 そんな江戸人の生態が、たっぷりつまった本が一日江戸人(著者:杉浦日向子)です。 この本を読むと、江戸の町で生きた人々と、今のオタクと共通点が多いように思います。 先ほどの仮装(コスプレ)好きもそう。 相撲がたいへん人気があったそうですが、オタクにも格闘技好きは多いと聞きます(正確な統計データはありませんが)。 メイリッシュの入り口で行列している男達が、格闘や護身のテクニックを伝授しあっているのを見た事がありますし。 巻末の江戸っ子度のチェック。 衝動買いが多いだの、何でも略語にするだの、アガリ性だの、異性交際がヘタだの、私自身には、思い当たる節がいくつも。 中でも身につまされたのは「お洒落に無頓着に見えて、本人なりのこだわりがある」。 大人になってからは激減しましたが、学生時代は「本人なりのこだわり」をわかってもらえず、冷たい視線を集めた記憶が・・・ 浮世絵とマンガやアニメの絵柄との共通点はよく言われることですが、その他の江戸っ子気質も、オタクと重なる面積が広いよう。 オタクは日本の伝統です!? 楽天ブログランキング(この日記がおもしろいと思ったら、えいやとクリックを) ![]() 宿泊先は、こちらで探すと便利かも? 私はよく利用します。 新品を買う前に一回はチェックした方がいいかも? ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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