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カテゴリ:オタク論
マンガやアニメが3度の恋より好きだという女性が、私の有効射程に何人かいます。
が、ボーイスラブを愛好するような、いわゆる腐女子は身近にはいません(もしくは、気がついていない)。 それで、というわけではないのだけど、腐女子について書かれた「オタク女子研究」(杉浦由美子著)を読んで見ました。 もっとも驚いたのは「恋愛はヤンキー文化」の章。 恋愛とヤンキーは相性がいいとは思っていましたが、恋愛がヤンキーの文化、恋愛=ヤンキーというほど蜜月の仲とは思いませんでした。 その他いろいろ女性オタクのことが書かれていて、発見多し。 聞いたことのない考え、感性がつまっています。 ただ、「負け犬の遠吠え」に対するスタンスは、男のオタクについての書「電波男」とほぼ同じようです。 「自分たちが結婚できないのは男のせい」なんて責任転嫁をしたばっかりに、、「負け犬の遠吠え」の著者酒井順子さんは、男女両方のオタクを敵に回したようです。 話は変わって。 腐女子の方々は、軍事や政治もオタク目線で見るそうですが・・・これはちょっとどうなんだろう? 腐女子の頭数は男性オタクより多いとのことなので、腐女子的な「受け」「攻め」で政治を語っていると、政治に変な影響が出やしないかな。 妄想と投票が区分けられていれば問題ないでしょうけど。 最後に、「男性オタクが理想の異姓を求めることが、わからない」という著者の問いに、私なりの見解を書いておきましょう。 理想の異姓を求める男性オタクには、いくつかパターンがあると思います。 その1.単に夢見がちなだけ。 精神的に未熟な場合に見られる傾向でしょう。 なお、私は精神的に未熟なことが、必ずしも悪いとは思いません。 精神的に未熟なところがない人なんて、見たことないですし、 自分は精神的に成熟していると臆面もなく言える人も・・・ねぇ。 その2.理想とちがう女性と妥協して付き合うのは、相手に失礼と考える人。 妥協とはガマン。ガマンして付き合うなんて、高飛車な態度が 嫌いだと考えるタイプ。 ある意味、究極のフェミニストかも? その3.女性にひどい目に合わされた経験のある人。 おそらく、この手の人は、相手の女性にに、かつて自分にひどいことを した女性と似たところを発見すると、もう嫌になってしまうのでしょう。 で、ひどいことをした女性とまったく共通点の無い相手をもとめると 必然的に理想的な相手を求めてしまう。 これらは、私の仮説。 二重盲険法や統計をきちんと取った結論ではないので、かるーく読み流していただければ幸いです。 楽天ブログランキング(この日記がおもしろいと思ったら、えいやとクリックを) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月13日 00時26分18秒
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