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カテゴリ:小説
先日巻数をまちがえて買ってしまった「涼宮ハルヒ」シリーズ。
今度は同じ轍(てつ)を踏みませんでしたゾ。 第2弾「涼宮ハルヒの溜息」第4弾「涼宮ハルヒの消失」。 購入済の第3巻は、短編集なので、第1巻からの実質の正しい順番にて購入。 まず第2巻「涼宮ハルヒの溜息」。 ハルヒの傍若無人ぶりが、1巻以上に強調されています。 SOS団の面々は、それに降りまわされるばかり。 正直、1巻より先に2巻を読んでしまうと、ハルヒが、ただの嫌な女の子に見える可能性大です。 とくにみくるファンには。 涼宮ハルヒの憂鬱を先に読むことを、強くすすめます。 そして第4弾涼宮ハルヒの消失。 波乱万丈。 ハルヒの暴走に流されて、溜息をつく役割だったキョン。 彼が主人公。 事態に、まきこまれるのではなく、自分から事態を切り開いていきます。 彼の立ち位置も、はっきりします。 なぜハルヒの近くにいるのか。 タイムトラベルやタイムパラドックスも盛り込まれ、SF風味もピリリと効いています。 今後につながる伏線もちりばめられ、満腹の巻です。 準主役たるキョンが、大きく変化する巻。 これを飛ばして、以後の巻を買ってしまうと、作品の魅力が、閉店間際のバーゲンセールになる可能性アリです。 くれぐれも、読む順番にご注意を! 涼宮ハルヒの溜息 涼宮ハルヒの消失 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月11日 20時59分29秒
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