秋葉の街のオタクマスター

男が人目を気にせず甘いものを食べられることを、喫茶店スタイルのメイドカフェの魅力のひとつに数える、秋葉原愛好家です。

みんな私を誤解している。

「部屋がきれいそう」「整理整頓しっかりしていそう」と言われる私ですが、誤解ここに極まれり。

汚ない部屋で汚部屋とは、私のまいるーむのことに相違ない、です。

それでも「ちっとはまし」な時期がありました。

無印のハンディクリーナーを使っていた頃。

コンセントを探さなくてもすぐ使えて、お手軽に掃除ができる品。

それがあるだけで、こんなに小まめにちょっとした掃除をするとは、自分でもびっくりでした。

でも、そのハンディクリーナーが寿命になると、元の木阿弥以下のカオスで腐海に。

大海嘯（だいかいしょう）が起こる前になんとかしようと、ホコリやゴミを「なぎ払え」するハンディクリーナーを探し出した私。

つきあいのある電気屋からは「ふつーの掃除機買えばいいじゃん」と言われたけど「お前はその掃除機を本国の押入れのおもちゃにしろと言うのか！」です。

部屋が狭い上に、取り扱い注意なオタクグッズ、ＣＤ、ＤＶＤ、パンフ、コミックだのが乱舞する部屋に、ふつーの掃除機は役者不足なのです。

電源コードやホースが部屋をうねるたびにそれらの物にあたったり、細かい隙間にいれるには大きすぎ重すぎだったり。

コンセントを差して、ホースをつなげての手順も、つい面倒に。

やっぱりハンディクリーナー、それも無印のものより強力な奴がほしい。

ここ数年でえらく有名になったダイソンの製品は、ごっつい見た目がメカフェチの琴線に・・・うーん、どうしたことか、それほど触れないんですよね。

サイクロン式という独特の構造（最近は日本のメーカーが後追い品をいっぱい出していますが・・・ちょっとマネがすぎるような）も面白いのに、今一物欲が出ない。

他に無いかと、家電量販店に行ってみると、ハンディクリーナーって火の七日間の後の人間くらい、品揃えが少ないんですね。

店の隅でひっそりしていて、気のせいかディスプレイもおざなり。

原理説明のあやしいなんちゃらイオン製品が、日向のコーナーにあるのとは対照的。

これが買う気で来店した客への礼儀か（笑）。

ふつーの掃除機のコーナーは充実しているので、そこで調査。

勝手に床を走り回ってゴミを取る「ルンバ」は・・・いろいろ床にモノが散乱する私の部屋ではオフロードタイプが出ない限り、役立ちそうにありません。

エレクトロラックスという聞きなれないメーカーの「エルゴラピード」なる商品。

スティックタイプのクリーナーの一部が分離し、ハンディクリーナーにもなるという・・・おお面白い。

メーカーの評価や性能に不明点が多いのですが、スタイルもよいのでなかなか気に入りました。

今のところ「エルゴラピード」が頭一つ先行しているのですが、まだ決め手に欠ける状態。

吸引力では「マキタ」の製品が評価が高いし。

オタクの部屋は汚い＆センスが無い、という世間の悪評を、オタクなグッズを部屋に置きつつ払拭する方法を探りたい私。

その第一歩のそうじですが、もう少し、準備に時間が必要なようです。


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