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秋葉の街のオタクマスター

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2012年11月14日
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今のアニメは昔と違って萌え系ばかりという嘆きを聞くと、ガルフォースもイクサーもみゆきも夢幻戦記レダもドリームハンター麗夢もレモンエンジェルも無かったことになっているんだなぁと嘆息する、秋葉原愛好家です。

過去の名作は、過去だからこそすばらしい輝きを放った部分と、過去の名作という但(ただ)し書きがなくとも現在でも輝く部分に分かれるものです。

「宇宙戦艦ヤマト」であれば、登場人物の性格は前者、そして音楽はまちがいなく後者。

だから、正統派リメイクというべき「宇宙戦艦ヤマト2199」にて、劇伴音楽が旧作をほぼ踏襲(とうしゅう:そのまま引き継ぐこと)したのは、的に的中していたといってよいでしょう。

このたび、そのサウンドトラックを購入して聴いてみて、あらためてその感を強くしました。

ささきいさおさんが歌う「宇宙戦艦ヤマト」は、ブルーレイで家の薄型テレビから聴くより、サウンドトラックをiTune+バング&オルフセンのA8のほうが、ぐっとよかったのは朗報。
(音源は同じはずだけど)

ま、それでも、もっと旧作に近い歌い方をしてほしかった気はしますが。

他の楽曲も、子供のころヤマトに夢中だったが大人になってからは数回レンタルビデオを観たくらい、の方であればヤマトの曲そのものと感じるでしょう。

つまり、アレンジは必要最小限。

伝統を受け継ぐって、こういうことですね。

数々の名作、名曲を蓄えてきた日本のアニメ。

今後もリメイクがつくられるでしょうが、ぜひ、この「宇宙戦艦ヤマト2199」の方向性で、作品を編んで欲しいものです。


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最終更新日  2012年11月14日 20時41分22秒
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