秋葉の街のオタクマスター

イタルスタイルのドレスシャツの通販サイトを見ていたら寝落ちした、秋葉原愛好家です。

ちょいと自分の審美眼に自信喪失気味ですよ。

原因はガンダムUC。

数年前に目にした時は、作画はすごいが深みがイマイチなんて感想を持っていたのですが…

最近、再び見る機会がありまして、イマイチなのは私の見る目の方じゃないかと。

リディのお守りとか、オードリーの口にする食べ物とか、色々な小道具が有機的に結びついて使われているし、キャラクターの表情はきちんと演技をしているし、モビルスーツでさえ兵士のメタファーとして搭乗者の感情を代弁しているし。

よく出来てますよ、このアニメ。

激辛料理ばかりを食べていたら繊細な昆布出汁の味がわからなくなったグルメのごとく、エキセントリックな作品の見過ぎでさりげない演出に鈍感になっていたのかもしれません。

作品に辛い感想を持った時、往々にして人は作品に問題があると考えがちですが、実際には観客たる自分が原因であることも少なくない。

あらためて、そう感じたのでした。

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