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カテゴリ:美味しいもの♪暮らしの中で
みなさん、こんばんわ。 予定通り 第2部です。 皆さんは、どんなお仕事に従事しているんでしょうか? 私はかつて社内のサービス事業部門におりまして 主に、旅行会社の支店やツアー企画部門が営業先でした。 旅行業界とは、華やかなイメージがありますが やはり、大勢のお客様を気遣う旅行代理店さんは 並々ならぬ神経を使ってまして、 そんな得意先に『基本、飛び込み営業がキッカケ』なスタイルは 体も、心もクタクタになります。 人が休みのときは繁盛時ですから、カレンダーの赤い部分は無関係でした。 お蔭様で、今は社内移動し 食品というスケジュールだった毎日を 過ごしております。 さて、そんな飛び込み営業の頃を思い出させてくれたエピソードです・・・ 昨日、あるお取引先で打ち合わせのとき。 ノックとともに、可愛らしい若い女の子が入ってきました。 スーツを着て、自らをなのったので、いわゆる訪問販売系だな、と思いました。 まぁ、案の定そのとおりだったのですが 話し方も丁寧でマナーも、トークも『引き』のテクを持っており、 それでいてトゲもまったく無く、見た目どおりに可愛らしい声で、 セールストークにいたるまでの導入部も適度な短さと 簡潔にまとまった わかりやすい日本語。焦りも無く。 基礎が出来てる若者だな、と思いました。 小さな保冷バックを持って、話を遠巻きに来ていると 京都で美味しい大福を作るお店の商品の代理店をやっている、と。 で、店を構えて待つのではなく、自信を持って紹介できるから こうして訪問して紹介しています。との事でした。 ゲンダイの行商。立派です。 あいにく、そこの従業員さんには剣もホロロでしたが 先ほども申したように、過去を思い出したので、 ちょっと試しながら、問いかけてみました。 (しかし私も客先で大胆な行動したものです) 私がした質問は 1. どんな単位・数量でいくらか? 2. どう美味しいのか? です。 返答は、 3個で525円。 お餅が(お客様が経験したことが無いくらい)ふんわりと軽い それでいて、コシがある。 ・・・3個525円というのは、世間一般から考えれば 決して値ごろではありません。 しかしその子の素晴らしい決めセリフは 『ショーウィンドーのケーキが350円だとしたら、安いと思うと思うんです、だとしたら、1個あたり170円ほどの大福はその半額です。』 参りました。アッパレ。 この年でフレーミングをトークにマスターしています。 私は、買っちゃいましたよ、甘いもの得意じゃ無いのに。 この子の営業センスに500円払うと思えば、安いものです。 10件まわって打率0割時代を思い出させてくれました。 で、お金を払う時に、またもいいパンチ。 『3個入れもありますし、1個ずつ3個入れのアソートタイプがおすすめです。いかがですか、』 潜在需要の掘り起しです(俺、考えすぎか?) で、結局3種類入りを購入。 家族への土産に1つ試しに食べてみました。 ・・・本当に甘いものって得意じゃなくて。根っからの酒好き。 私『つきあいで、勝手はみたものの、1つ食べてみる・・・か・・・!!!!』 むぅ、なんナンスカ、この柔らかさは、柔らかいっス、先輩。これ、柔らかいっス~♪』 安部礼司なら、この飯野のセリフから、ツボな歌に入りそうな感じ。 で、パク。 『栗あんっス。イヒョウつかれたっス。先輩、これヤバイっス』 スッゲー旨かった。くどさも無く。 完敗です。 ああいう子が、世の中にまだいるんだなぁと思うと嬉しくなります。 私も人にノウハウを伝えられる段階ではありませんが、 この子を良い例にたとえるなら、 『人よりも そこにかける時間と興味と情熱が少しだけ、濃く、多い』 がコツだと思います。 なんか、エラソウな内容になってしまいましたが、スッキリしました。 日々精進と心がけ歩いていきますよぉ。 じゃ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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