人生復刻版

2015/08/14(金)18:49

普段信用されない者が何言ってるのか。

さっきからアベ某が国営放送を使っている。自分に都合のよい知識を延々披露している。何を原稿にしようが、普段が大事なのだ。普段が普段だから、ただの面倒な男だと聞えてしまう。 正体は、普段から分かっている。何を言ってみても無駄だ。彼が何が気に入らなくて、どうしていきたいかはまともな国民なら分かっている。長々なと退屈な話だった。 昨夜、BSフジのプライムニュースに河野洋平氏が単独出演していた。河野さんは自民党総裁までした人だ。今の自民党や、今の政権について憂いておられることは周知のことだ。でも、いつも思うのは、正しい人はどこか弱い。どう弱いかというと、そういうこと言っても今の国民の大勢に受けないからだ。河野さんのような人が、今の自民党に残っていたら、日本は今みたいな陳腐な偏向思想に陥ってはいなかったと思う。 今の民主主義は民主主義ではないと僕は思うが、河野さんの夕べの反省言でそうなのかと思った。河野さんは今の小選挙区制をどうか再検討してほしいと考えていると言われた。ご自分のときにできたシステムだが、それによって健全な二大政党制が生まれると考えたのだそうだ。 僕もいちばんよくないと思うのは、現実はそうはならず、むしろ今のような民意の比構造とは全くかけ離れた議会が生まれてしまっている。これを変えないと権力構造は変わらず、アベコベ男が倒れても、同じような男か女が現れる。 でも、憲法違反のような選挙が司法で糾弾されても、1っ票の格差さえたな晒しされつづける異状な政界では、選挙制度を変える正義感はない。民主主義はなかなか現実のものにはならない。

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