彬（AKIRA）の小部屋―楽天分室

暫く外の景色に触れない生活をしていて
明るい内に久し振りに散歩に出掛けたら

世間はすっかり春めいていて
ビックリ仰天です…

公園の桜の木は薄紅の花が咲き誇る日を待ちわびているかのようで…

私はすっかり世間から取り残されているなぁ…

そんな私でもニュースによって世の中ので何が起きているかを耳にする事が出来る訳で…

ここ何日かの人命が奪われる事件はとてもショックで
色々考えてしまいました。

命と言うものは本来はどんな生き物も等しくあるべきで
極端な話 虫も人間も同じ"大切な命"に変わりないのだと思います。

けれども 人間は色々な事を考えて
様々な悲喜劇を繰り返した末に
命の大切さを深く知る事が出来たのだと思うのです。

自分の愛する者の命が喪われた時
悲しみと共に より深く命の尊さに気付くと思うのです。

大切な存在の命が喪われる悲しみは
本当に辛いです…悲しくて悲しくて
体がバラバラになってしまいそうになります。

会いたくていくら涙を流しても
もう二度と会う事は出来ません。

その事実は繰り返し心を傷付けるのです。

時が悲しみを和らげてくれるまで。

理不尽に突然 他者によって大切な人の命が奪われた人は

もっともっと辛いと思うんです。

誰にも簡単に命を奪う権利なんて無いです。

どうか考えて下さい。

他人の痛みを。

目を綴じて 大切な人が居なくなってしまう事を想像して下さい。

あなたは何を感じますか？

どうか その時感じた事を忘れ無いで下さい。


人を殺したら自分の人生も殺してしまうんです…

どうか忘れ無いで下さい。


これは余談なのですが
最近 事件の被害者の身内が 死亡後直ぐにインタビューに答えてるのに
物凄く違和感を覚えます。

死亡後直ぐにマイクを向けるマスコミの姿勢も無神経だと思うし…

答える義務は無いと思うんですよね。
自分が答えたく無い時は。