ワールドカップですが、無敵のスペイン・チームがスイスに1対〇で敗れましたね! 幸運なゴールではありましたが、ゴールはゴールです。ブラジルと並び優勝筆頭候補のスペインに勝ったのですから、700万人のスイス国民も大いに歓喜したことでしょう。FIFAのランクでは、スペインはブラジルに次いで世界第2位です。レアル・マドリードとバルセロナと言う欧州でも常にトップランクのプロサッカーチームから選り抜かれた名選手たちがひしめいているスペイン・チームです。
それが世界ランク26位のスイスに負けました。今までのワールドカップでは初戦で負けたチームが優勝した例はないそうで、その点でもスペインの国民には大ショックでしょう。会場で応援していた可愛いスペインの女性ファンも予期せぬ敗戦に泣きそうな表情がテレビに大写しになっていました。もっともまだスペインに優勝のチャンスが無くなった訳ではありません。きっと次のホンジュラスやチリ戦には勝利し、決勝に進出するでしょう。
しかしやはり奇跡は起こるものです。日本チームも次のオランダ戦では奇跡を起こして欲しいものです。勝利は難しくてもせめて引き分けにでもなれば大成功です。ランク45位の日本のランク4位のオランダへの挑戦です。26位が2位に勝ったのですから、45位が4位に引き分けるのは決して不可能な話ではないでしょう。頑張れ、日本。死に物狂いで頑張れ、日本!
もう一つの今朝の話題はメキシコ湾でのオイル漏れで全米のみならず世界の非難を浴びているBPですが、オバマ大統領との話し合いで、総額200億ドルの保証金を積む合意が出来たそうです。これから数年にわたり、それだけの金額を今回の人災により生じた沿岸の漁師などをはじめ数多くの被害者に対する弁済金として使うための保証金だそうです。90円換算だと1兆8千億円になります。トヨタの賠償金がゴミのように見える位の巨額な弁済金です。
昨日オバマさんは全米国民に向かってテレビを通じて今回のオイル漏れや自然環境保護問題について話していました。共和党あたりは今年11月の選挙に向けて、民主党たたきの意図もあって、現在オバマ政権のオイル漏れ対策への遅れを失政として激しく非難しています。オバマ大統領にとっても予期せぬ政治的傷となっています。昨日の演説や今朝のBPとの合意、そして今後の対策が米国民にどう受け取られるか、興味が深まります。今日もまたいろいろありそうです。(終り)
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