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東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2006.09.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「身代わりの十字架」
                        甲斐慎一郎
                        イザヤ書53章

 イザヤ書の53章は、キリストの受難の時から数えて約700年
以上も前に預言されたものです。しかし私たちがこの章を読む時、
イザヤはキリストの十字架の下で、これを書いたのではないかと思
うほど、実に鮮やかに贖いの意義を私たちに教えています。

 このキリストの贖い、すなわちキリストが私たちの罪の身代わり
となって十字架の上で死なれ、私たちの罪を赦してくださるという
のは、私たちに何を教えているのでしょうか。身代わりの十字架と
いう観点から、次のような3つのことを学ぶことができます。

 一、神の義の必要性

 この章には2回、キリストが私たちの罪のために打たれたことが、
はっきりと記されています。

 ◇「彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎
のために砕 かれた」(5節)。
 ◇「彼がわたしの民のそむきの罪のために打たれ」(8節)。

 これは何と恐れ多いことでしょうか。しかしそれ以上に何と厳粛
なことでしょうか。神は罪人を救うために、罪のない神のひとり子
イエス・キリストを私たちの身代わりに罰せられたのです。これは
「ご自身の義を現すためであり、こうして神ご自身が義であり、ま
た、イエスを信じる者を義とお認めになるためなのです」(ローマ
3章26節)。罪は、ただ見のがしにして赦すことは決してできない
からです。

 キリストの身代わりの十字架は、私たちに神の義の必要性を教え
ています。罪人である私たちが神の前に義と認められるためには、
キリストの身代わりの刑罰が必要だったのであり、これなしには神
の義を現すことができなかったのです。

 二、神の愛の重要性

 さらにこの章には3回、キリストが私たちの罪を背負ったことが
記されています。

◇「主は、私たちのすべての咎を彼に負わせた」(6節)。
◇「彼らの咎を彼がになう」(11節)。
◇「彼は多くの人の罪を負い」(12節)。

 人間にとって最も苦しく辛いことは何でしょうか。無実の罪を負
わされたり、濡れ衣を着せられたりすることではないでしょうか。
対人関係の問題の根本は、このことであり、これは通常、誤解とか
不当な非難とか中傷という形をとって表われます。キリストは、私
たちに対する愛のゆえに無実の罪を負い、誤解や不当な非難や中傷
をも(3、4節)、喜んで受けてくださったのです。

 キリストの身代わりの十字架は、私たちに神の愛の重要性を教え
ています。神が罪人である私たちを愛されたことは、キリストが私
たちのために無実の罪を負い、誤解や不当な非難や中傷をも喜んで
受けてくださったということであり、これなしには神の愛を現すこ
とはできなかったのです。

 三、結実の必然性

 最後にこの章には3回、罪人の救いという結実があったことを教
えています。

◇「彼は末長く、子孫を見る」(10節)。
◇「多くの人を義とし」(11節)。
◇「多くの人々を彼に分け与え」(12節)。

 このためにキリストは「自分のいのちを罪過のためのいけにえ」
(10節)とされたのであり、しかも「彼は、自分のいのちの激しい
苦しみのあとを見て、満足」(11節)されたのです。

 キリストの身代わりの十字架は、私たちに結実の必然性を教えて
います。神は、キリストをいけにえとされたので、罪人である私た
ちは罪を赦されて救われることができるのです。そのように私たち
も神と人のために自分をささげて、犠牲にする時、豊かな実を結ぶ
ことができるのです。





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Last updated  2006.11.17 11:37:27
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