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東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2008.02.25
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「訣別の説教(2)」
                    甲斐慎一郎
                    ヨハネの福音書、14章12~21節

 イエスは、心が騒ぐ弟子たちに、天に住まいを備えることについ
て話された後、再会することについて語られました。

 一、信じる者を通してわざを行われるイエス(12~15節)

 弟子たちは、師として仰ぐイエスが去って行かれたら、残された
自分たちは、どうなってしまうのかという不安とともに、いままで
なされて来たイエスのわざも中断して、水泡に帰してしまうのでは
ないかという心配もあったにちがいありません。

 イエスは、「わたしを信じる者は、わたしの行なうわざを行ない、
またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。わたしが父のもと
に行くからです」と言われました(12節)。

 これは、イエスが父のもとに行かれるなら、イエスを信じる者に
聖霊が注がれ(使徒2章33節)、彼らを通して福音が全世界に、し
かも世の終わりまで宣べ伝えられるので、空間的にも時間的にもイ
エスおひとりの時よりも、さらに大きなわざが行われるということ
を教えています。

 またイエスは、「あなたがたがわたしの名によって求めることは
何でも、それをしましょう。……もしあなたがたがわたしを愛する
なら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです」と言われました
(13、15節)。

 これは、このようなイエスのわざは、イエスの御名によって求め
る祈りによってなされるものであり、またイエスを愛する者は、イ
エスの戒めを守るので、イエスのわざは、このような人たちによっ
て受け継がれていくことを教えているのです。

 二、弟子たちに助け主をお与えになる父なる神(16、17節)

 イエスは、「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもう
ひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。……その方はあ
なたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです」と
言われました(16、17節)。

 イエスを信じる者がイエスのわざを行い、またそれよりもさらに
大きなわざを行うことができるのは、助け主である聖霊が弟子たち
のうちにおられて、イエスのわざを行わせてくださるからです。

 世は聖霊を受け入れることができず、その方を見もせず、知りも
しません。しかし弟子たちは、聖霊を知っています。なぜならイエ
スは、父なる神にお願いし、父なる神がその願いに答えて、弟子た
ちに聖霊をお与えになり、聖霊は彼らとともに住み、彼らのうちに
おられるからです。

 三、弟子たちのところに再び戻って来られるイエス(18~21節)

 しかし弟子たちに聖霊が与えられるのは、まだ少し先のことです。
それで、イエスは、「わたしは、あなたがたのところに戻って来る
のです」と言われました(18節)。これは、イエスは十字架の上で
死なれますが、三日目によみがえって彼らの前に姿を現されること
を教えています。イエスが去って行かれることを肌で感じて心が騒
いでいる弟子たちにとって、再びイエスと会うことができるという
のは、すばらしい希望の言葉です。

 しかし復活されたイエスが、弟子たちに現れたのは、四十日の間
だけであり、その後は天にお帰りになっています(使徒1章3~9
節)。このように目に見える姿で現れたイエスを肉眼で見て会うこ
とができるのは、一時的なことでした。これに対してイエスを愛し、
イエスの戒めを保って、それを守る人にイエスご自身が現れてくだ
さるのは、恒久的なことなのです(21節)。

拙著「キリストの生涯の学び」181「訣別の説教(2)」より転載





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Last updated  2008.02.26 00:25:54
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