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東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2014.11.11
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カテゴリ:カテゴリ未分類

「信仰の妨げ(2)物への執着」  2014年11月13日

インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network
Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しま
した。2012年11月15日放映「神の愛と人の愛」

110703支配の霊的な教え.jpg

「信仰の妨げ(2)物への執着」
                        甲斐慎一郎
            テモテへの手紙、第一、6章3~19節

  次に「物への執着」について学んでみましょう。この「物への執
着」と次回の「世への愛着」とを分けたのは、「物」と「世」には
次のような相違があるからです。

  1.「物」は、一般的に目に見えるものであるのに対して、「世」
は、本質的に目に見えないものだからです。
  2.「物」は、それ自体、善でも悪でもなく中性であるのに対し
て、「世」は、それ自体がすでに悪だからです。
  3.「物」は、ただ現世において現象として存在するのに対して、
「世」は、現象の背後にある霊の世界に属するものだからです。


  「世」についての詳しいことは、次回に述べることとして、ここ
では「物への執着」について、次のような三つのことを考えてみま
しょう。

  一、物への執着の意味について

  ここで言う「物」とは、物質、また目に見えるすべての物、そし
てこれらのすべての物を手にいれることができる金銭や富を指して
います。物自体は中性です。しかしこの物に執着することは悪です。
その理由は、

  1.物は、目に見えるものですから、物に執着することは、目に
見えるものに執着することです。これは、見えないものを信じる信
仰とは、根本的に相反することで(第二コリント5章7節)、不信
仰を意味しています。

  2.物に執着することは、物欲にとらわれていることであり、こ
れは決して満足することを知らない貪欲な心です。この貪欲ほど神
と人への愛を妨げるものはないでしょう。

  3.物の代表は富ですから、物に執着することは、富に執着する
ことです。これは、富すなわちマモン(黄金の神)に仕える偶像礼
拝にほかなりません(マタイ六章24節)。


  二、物への執着の結果について

  物に執着して身を滅ぼした人を旧約聖書と新約聖書より三人ずつ
挙げるなら、次のような人たちです。

  旧約聖書では、分捕り物をひそかに取ったアカン(ヨシュア記7
章)、不義の報酬を愛したバラム(民数記22章)、贈り物をだま
し取ったゲハジ(第二列王記5章)がいます。

 新約聖書では、真のいのちのことを考えなかった愚かな金持ちの
農夫
(ルカ12章)、銀貨30枚でキリストを売ったユダ(マタイ
26章)、地所の代金の一部を残しておいて、それが全部であるか
のように聖霊を欺いたアナニヤとサッピラ(使徒5章)がいます。

  彼らはみな悲惨な最後を遂げています。彼らの転落の過程をみる
ならば、
  1.金に目がくらんで、心の眼が見えなくなっています。
  2.そのために、正しく歩むことができなくなり、不正な道を歩
んでいます。
  3.ついには、つまずき倒れて、滅びの穴に落ちてしまいました。


  三、物への執着からの救いについて

  「私たちは何一つこの世に持ってこなかったし、また何一つ持っ
て出ることもできません」(7節)というみことばは、物への執着
からの救いを教えています。

  1.人間は、物質ではなく、霊的な存在であるという自覚を持つ
ことです。
私たちは、神に似せて造られた不滅の霊と人格を持つ者
ですから(創世記一章27節)、神との交わりにのみ永遠の喜びがあ
り(第一ヨハネ1章3、4節)、物では決して満足することができ
ないのです(伝道者1章8節、5章11節)。

  2.キリスト者は、地上では旅人であり、寄留者であるという自
覚を持つことです
(ヘブル11章13節、第一ペテロ2章11節)。す
べての物の真の所有者は神であり、私たちは、神より委託された物
を有効に活用し、神に報告しなければならない管理者なのです(第
一コリント4章1、2節)。

  3.私たちにとって最も大切なことは、永遠のいのちを獲得する
ことです
(12節)。なぜなら、「人は、たとい全世界を手に入れて
も、まことのいのちを損じたら、何の得」もないからです(マタイ
16章26節)。

次回は2014年11月20日「信仰の妨げ(3)世への愛着」です。
 

 甲斐慎一郎の著書説教集

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Last updated  2014.11.12 21:56:59
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