カテゴリ:障がい・福祉
ぶどう社の本は、これまで何冊か読んだけれど、それぞれ
すてきな内容。障害を持つ子どもや人がいきいきと生きる世界、 そしてそれを支える親や周囲の人たちの活動ぶりに感動! おまけに情報たっぷり!! という感想を抱いたもの。 今日読み終えた『まちの中の出会いの場 お元気ママたちの「ふくし」づくり』 (ぶどう社フォーラム編、ぶどう社、1996年)も、まさにそんな本でした! 全国各地の18のそれぞれにユニークな障害児・者をめぐる 活動の紹介とこれまでの歴史が、それぞれその事業を立ち上げた お母さん達によって描かれている。 福祉のサービスがまだその分野ではまるで進展していなかった時代に、 「障害児の母親のサポート」をめざして一軒屋を借りて始めた レスパイト事業。子どもたちの様子を伝える冊子作りや、それぞれに 異なる地域や障害種別の団体をあったかくネットワーキングしていく試み。 時代に先駆けてそんな事業を立ち上げたお母さん方の記録を読んで、 「わー、そんなことがよくできたのね、すごい!」と感心したり、 「あー、そんな大変な中をあきらめずコツコツと事業の実現と継続に 向けてがんばってこられたのねー」と心中ひそかに涙したり。 全国に散らばる18のすばらしい実践例。それぞれ連絡先が巻末に 書いてある団体の代表者の方一人一人に手紙を書いて、 「感動しました! うちの地域でもこんなことができればいいなぁと 思います」なんて、伝えたい! と思ったくらいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.05 00:58:43
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