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カテゴリ:冒険少年の憂鬱
高校三年の時の恥ずかしい体験話です。
高二の2月、バイク事故で、肋骨4本、両手骨折して、脾臓破裂して、胃腸痙攣を起こして2ヶ月ほど入院した事がありました。退院後もしばらく後遺症に悩まされた為、高三の夏休みを利用して検査入院したときの話です。 こう言うと悲惨な話みたいですが、臨死体験したような事故を起こしたわりには、笑える話です。 しかし、この時の臨死体験が後の人生を大きく変えてしまったのも事実です。 2度目の入院は、毎週検査漬けの日々でした。ある時、動脈からのカテーテル検査をすることになって、剃毛(あそこの毛をそる)事になりました。担当の看護婦さんが新人で、その上、可愛いい人だったのですが、これが悲劇の始まりです。(^_^;) 新人さんなので、もちろんそう言う作業ははじめて。ベテランならつまみ上げてさっさと処理するところなのですが、そこはやっぱり新人、恥じらいたっぷりに、洗い立てのタオルを局部にあて、周りから剃っていくのでした。こう言うと、いたって普通の作業のようですが、洗い立てのタオルってゴワゴワしていて、局部を刺激的すぎるのです。 こちらは、病気とはいえ元気盛りの高校生でございます。 どのような変化が起きたかは、想像するまでもありません。少しずつかたく、大きく変化するそれを、どうして止めることが出来るでしょうか? 「やめてくれー」と心の中で叫びつつも、剃毛作業は続きす。 ボクの心の声:「それ以上こすったら・・・」 看護婦さん:「すぐに終わりますからね」 ボクの心の声:「直ぐに終わるだと! ならビジネスライクに しろ! その恥じらいはなんだ~~」 看護婦さん:「痛くないですか?」 ボクの心の声:「気持ちいいから、困ってるんじゃないか!」 看護婦さん:「もうすぐですから」 ボクの心の声:「もうすぐいってしまうちゅうねん」 ボクの心の声:「だから! そんなにタオルでこするなー」 もう、これ以上続けられると、そのゴワゴワのタオルが、はじけ飛ぶ事になってしまうのは、目に見えています。 「もうだめ」と思ったその瞬間・・・・・・。 「どう?大丈夫?」と、扉をノックすることもなくずずかずかと部屋に入ってくる、鬼瓦のような顔をした、婦長さん姿が。。。。 鬼瓦が天使に思えた、まれにみる瞬間です。 あの作業が、あのまま続いていたら、ボクはどんなに恥ずかしい思いをしたことでしょうか?(^_^) その瞬間、むくむくと起きあがろうとしていたボクのものは、 元の姿以上に、いやそれ以下にふにゃふにゃとしぼんでしまったのです。 それまで、親戚の人と一緒に風呂に入るのも恥ずかしかったボクですよ。あの状態があと、1分、いや、30秒続いていれば、死んでしまったかもしれません。が、しかし、そんな恥ずかしがり屋のボクが、恥を捨ててしまった出来事が、次の日に起こるなんて、鬼瓦の婦長さんに助けられた時には、思ってもいなかったのでした。 つづく、、、、、(^_^) 続きはこちら→ もう一つの人生ー始まり(2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 28, 2015 01:19:56 AM
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