【あなたに恋する日】アンジー レイ 著, シャロン・デ ヴィータ 著
【あなたに恋する日】アンジー レイ 著, シャロン・デ ヴィータ 著/泉 智子 訳, 瀧川 紫乃 訳『恋人までの距離』―サマンサは久しぶりに会った親友を見て唖然とした。ブラッド!しばらく見ないうちになんてすてきになったのかしら。実業家として大成功をおさめた彼は、今やすっかり時の人だ。再会を喜んだサマンサだが、次の瞬間ブラッドの言葉に凍りついた。それは二人の関係も、運命も変えてしまう言葉だった。あっ!コピアの簡単感想 ★★☆☆☆ヒロインの気を惹き自分への思いを確かめるために偽装婚約という大胆な芝居をうってでるヒーロー。まんまと引っかかり悪戦苦闘するヒロイン。間抜けなほどのヒロインの慌てぶりはなかなか愉快です。個人的に始終イライラした気持ちで読んでいました。はっきり言葉にして自分の気持ちを伝えられないような男性は好きではありません。そんな訳で★★です。『いつかシンデレラに』―暑い夏の午後、庭仕事をするマギーのもとにいかにも上流階級の出身らしいハンサムな男性がやってきた。彼が訪ねてきたのは、祖母の頼みを彼女に伝えるためだった。明日、祖母の家で昼食をともにしてほしい、と。彼のおばあさまを知りもしないのに。 あっ!コピアの簡単感想 ★★★☆☆ずっと昔、若い頃に恋人同士だった老男女とその孫たち二組のカップルのお話です。新聞の人生相談の回答者であるヒーローの祖母が自分の後任をヒロインに依頼した。実は推薦者はヒロインの祖父。ヒーローはヒロインの祖父の祖母に対する気持ちを疑っている。ヒロインはしぶしぶ試しに一ヶ月手伝いをすることに。そしてヒーローがエスコート役をすることに。当然ヒロインの人柄にヒーローは惹かれていくというストーリーですが、所々登場する人生相談のコメントが思わずなるほどと関心させられるもので、心温まる内容でした。