火起こし器の火も東京へ…神奈川
東京パラリンピックの聖火を採火する「聖火フェスティバル」は
最終日の15日、
自治体での採火式の後、
横浜市の横浜赤レンガ倉庫で「集火・出立式」が行われた。
神奈川県と33市町村が採火した火が集められ、東京に運ばれた。
横須賀市の採火式は、市役所市民ホールで実施。
同市西逸見町の柏崎嘉則さん(51)ら
全国障害者スポーツ大会の出場経験者5人が参加した。
10月に三重県で開催される
同大会の走り幅跳びに出場する柏崎さんは
「パラリンピックの選手が頑張る姿を見て、
障害者への理解を深めてもらえれば」
と期待した。
伊勢原市は市役所脇のワクチン接種用テントの一部で採火。
十字に組んだ木の棒とヒモを使い、
摩擦熱で火をおこす「まいぎり式火起こし器」で、
子供たちが楽しみながら火をおこした。
横浜市の集火・出立式では、
車いすラグビーの山口貴久さんと車いすテニスの二條実穂さんの
パラリンピアン2人がパラスポーツの魅力を解説。
代表選手のメッセージ動画もあり、陸上の辻沙絵選手は
「400メートルでは前半から攻めた走りをするので注目してほしい」、
テコンドーの田中光哉選手は
「県にメダルを持って帰りたい」
などと意気込みを語った。
県と各市町村での採火の様子が動画で紹介された後、
二條さんが県の火を聖火リレーのトーチにともした。
火は、20日に東京都で行われる集火式で、
全国から集まった火と一つになる。
式の様子を収録した映像は、
動画投稿サイト「ユーチューブ」で9月15日まで視聴できる。
相模原市は当初、市役所前広場で、
知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」の利用者らが
オンラインでメッセージを寄せる式典を計画していたが、
市内全域に避難指示が出されたことから、採火式を中止した。
代わりに、市職員が火打ち石で火をおこして採火した。
読売新聞
[YAHOO ニュース]
いよいよパラリンピックが始まりますね。
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