近江鉄道が切符代を30年間、徴収ミス
…知的障害者への販売分を半額に割り引かず通常料金
近江鉄道(滋賀県彦根市)は約30年間、
知的障害者に販売する切符を半額に割り引かず、
通常料金を徴収していたと6日発表した。
国土交通省に申請していた特殊割引旅客運賃と異なる規定を
社内で運用していたのが原因で、
誤って徴収していた乗客数や金額は不明という。
発表によると、
対象は療育手帳に第2種の記載がある知的障害者。
1991年に、
1人で他社線を乗り継いで100キロを超える先に向かう場合を
半額とすると申請していた。
一方、割引できないのに半額としていたケースも。
12歳未満の対象者が介護者と一緒に他社線に乗り継ぐ場合、
他社分の料金については割引できないのに、
誤って本人、介護者ともに半額にしてしまっていたという。
1月中旬、
利用客から特殊割引旅客運賃について問い合わせがあった。
1月末には近畿運輸局からも
「認可内容と実態とを確認してほしい」
と連絡があり、ミスが判明した。
今月5日から正しく徴収しているという。
割引を受けることができなかった利用者について、
同社は内容を確認して返金する予定。
「再発防止に努める」
とコメントしている。
問い合わせは、
平日の午前8時40分~午後5時20分、
同社鉄道部(0749・22・3303)。
読売新聞
[YAHOOニュース]
30年間も見過ごされていたとは、なんともお粗末ですね。☄
にほんブログ村
にほんブログ村