鳥です

2020/01/18(土)22:09

フィリピン、タール火山の状況

火山災害(75)

​少々風邪気味の私です。今日みぞれの中、法事に行ったのがトドメだったかな。​まぁ、毎年冬に1回は風邪ひきますから、今回もとうとうなったという事なんでしょう。寒い一日でしたので、伯母鳥やいとこ鳥たちも大丈夫かちょっちと心配です(今回、従兄鳥も風邪でふらふらしていて、私より重症な感じでしたし)。​あと今日はセンター試験だったようですね。受験生の皆さんも体調に気をつけてもらいたいなぁと思います。 さて、そんな私の体調とは正反対に、元気な火山があります。​それはフィリピンのタール火山(311m)です。フィリピンの首都マニラの約60km南にある火山です。 タール火山は今年1月12日に、43年ぶりに噴火しました。​ ↑写真はWikipediaにある噴火前の画像です。火山島で、真ん中のタール湖はカルデラ湖であり、中央火口にあたります。 ​ ​↑AFP電より 噴煙の色からすると、火山性ガスとマグマを大量に含んでいるようで、かなり活発な火山活動​が続いていることが伺えます。 ​他国の火山のため、噴火前の詳しい状況はわかりませんが、大きな前兆などはなく爆発的な噴火を起こしたようで、水蒸気噴火かマグマ水蒸気噴火なのではないかと思われます。噴火の勢いは、前日に日本で起きた口永良部島の噴火よりも大きく、噴煙は1万5千メートルにたっし、噴火当日にマニラで降灰が観測され、企業や学校の臨時休業や、航空機の運行にも支障が出たようです。昨年末、ニュージーランド、ホワイト等で起きた噴火とは異なり、現在のところ犠牲者は出ておらず、負傷者の情報もないようです。しかし火山活動は依然活発なようで、火山から14km圏内の住人、約4万4千名が避難している状態とのことです。もちろん、マグマが上昇してこなければ、大規模な噴火は起きずに大人しくなっていくはずですが、それを現時点で判断できる材料はありません。今までの噴火で、数千人規模の犠牲者を出させたこともある火山ですし、首都マニラをはじめとする人口密集地帯に近いという事もありますから、まだまだ油断はしない方がいいでしょうね。こうしてみると、火山災害は、台風や大雨とは異なり、長期戦になることがよくわかりますね。日本でも桜島は言うに及ばず、口永良部島にせよ、阿蘇山にせよ、中々大人しくなってくれません。人間の物差しと時間の尺度が違うから致し方ありませんが、火山と上手に付き合っていくのは大変です。 ・・・そろそろ体がきついので寝ることにします。 まぁ、昨年のGWの様にはならないと思いますが、体調に気をつけたいと思います。 それではまた。​

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