マリード１２８号「これは悪夢か──大築町自治会２０年分割返済計画」を配信しました。同記事は、マリードＨＰにも掲載しました。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/8499/text/128.html

今さらのことながら、悪知恵のはたらく人は、いろんなことを考えつくものですね。住民監査請求により、窮地に立たされた補助金不正受給団体とその団体に何とか手を差し伸べたい行政。かれらは土壇場で「秘策」を見出したようです。

自治会側も行政側もこれでけじめをつけたと考えているのかもしれませんが、もしそうだとしたら、かれらには公金詐取をした犯意も、被害者意識も、市民に損害を与えたという自覚も、そしてまたしても「同和」に対する悪イメージを広めたことへの反省も、何も感じていないということですね。

悲しいことです。ここまで追いつめられても、目先のことばかり考え、本当に解決すべきことをどうやったら後回しにすることができるか、そのことばかりにきゅうきゅうとしている。もうだめなのですかね、この自治体は。市職員の中に、だれか身を挺して、この処理の仕方に異議申し立てする人はいないのかなあ。

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寺園敦史　terazonoat@yahoo.co.jp
マリード［同和行政オブザーバー］