ただいま家族を募集中のリカ&チカは、ちょっと前まで野良猫でした。
餌をもらっていて捕獲され、避妊手術を受けて我が家に預かりっことしてやってきました。
私は「ちばわん」という市民ボランティア団体で
猫の「一時預かり」というボランティアをしています。
愛護センターで殺処分される運命だった猫や捕獲した地域猫を預かって、
必要な医療を施し、うちの子と同じように愛情を注ぎ、本当の家族を見つけるお手伝いです。
今年は我が家からは10匹の猫たちを新しい家族の元に送りだすことができました。
でも、殺処分される猫、外で餓死したり交通事故や病気で命を落とす猫たちの数に比べたら、
ほんとうにほんとうに僅かな数です・・
センターにはひっきりなしに犬や猫が収容されています。
ボランティアが引き出してもすぐまた収容される現実・・
多くが数日で「処分=窒息死」されるのです。→ちばわん 愛護センターレポート
野良猫や殺処分される猫を減らす方法。
それは避妊去勢手術をすることです!
そんな活動をされている「どうぶつ基金」さんの思いがつまった
「みみ先カット猫写真展」が開かれます。
是非、足を運んでみてください。
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この度、かながわ県民センターにて「みみ先カット猫写真展」を開催する運びとなりました。
財団法人どうぶつ基金は、行政による犬や猫の殺処分ゼロをめざし3000匹のノラ猫に無料で
不妊手術を施し、その印に麻酔中にみみ先を少しカットして元の場所に戻すTNR活動を続けて
きました。
その地道な努力の甲斐あって、年約20万匹の猫が行政によって殺処分されているなか、
平成18年度神奈川県座間市、19年度愛甲郡清川村で「行政による猫の引き取り殺処分ゼロ」
を達成しました。これは画期的なことです。
みみ先カット猫と言えば、今や国民的アイドル猫のはっちゃんが有名ですが、はっちゃんが
大阪中ノ島のノラ猫だった時にボランティア(猫ヘルパーさん)によって不妊手術とみみ先カットを
してもらい、里親に出されたことは誰にも知られていません。
はっちゃんのみみ先カットは、殺処分されようとしていた中ノ島の猫たちを救おうとした、そんな猫
ヘルパーさん達の命のリレーの証なのです。
不妊去勢手術の麻酔中に、他の人にもわかるように、猫のみみ先を少し切ります。このみみ先
カットは命の尊重と「この猫のうしろには世話をする優しいヒトがいる」という世界共通のサイン。
きびしい現実社会に、ヒトの心の温かさを灯しています。
残念ながら一般にこのことを知る人はほとんどいません。
この事実を少しでも多くの皆様に知ってほしい、という思いから世界初の「みみ先カット猫写真展」
を開催いたします。
忙しい日常の中、のんびりと生きる猫の姿は癒しを与えてくれます。
そんな猫たちに私たちも少しだけやさしさをおかえししたいと思います。
本展は、多くの皆様に、みみ先カット猫の後ろにある厳しい現実と人の心の温かさを認識いただける
絶好の機会となります。
財団法人どうぶつ基金
【 概 要 】
■タイトル:「みみ先カット猫写真展」
厳しい現実と、ヒトの心の温かさ
■会 期:2009年12月18 日(金)11:00~20:00
12月19日(土) 9:00~18:00
■場 所:かながわ県民センター 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2
電話xxx-xxx-xxxxx※横浜駅西口から徒歩5 分ヨドバシカメラ北側
■入 場 料:無料
■主 催:財団法人どうぶつ基金
■展示内容
◇約1.8mx2.7m大の みみ先カット猫超大型プリント数点
◇みみ先カット猫のオリジナルプリント約50点
◇みみ先カットは不妊済みのしるし ポスター
◇つちびと作家可南さんの捨て猫をテーマにした陶人形数点
◇地域猫、野良ネコに関する相談コーナー
■無料配布
◇みみ先カットは不妊済みのしるし ポスター(限定500枚)
■募金
◇当日は会場に募金箱を設置してご寄付を募ります。
◇ご寄付のお礼に、みみ先カット猫の絵葉書などを差し上げる予定です。
■展示予定の写真をhpにて一部公開しております。ご覧ください。
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どうぶつ基金
1988年設立、犬や猫の殺処分ゼロを目指す財団法人です。2006年から猫の無料不妊手術を開始、3年間で3000頭を超える手術を達成し、神奈川県座間市と愛甲郡清川村では殺処分ゼロという画期的な成果を出しました。猫不妊手術みみ先カット助成金給付も行っています。
詳しくは「どうぶつ基金」で検索
今日のおまけ
ハワイ、ワイキキビーチの茂みに住んでいる猫たちです。
猫好きなので、こんなところにいる猫もすぐ発見しちゃいます!
よーく見ると、耳がカットされていますよ。
「耳カットは世界共通」って本当なんですね。