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アラビア書道とその周辺

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2007.03.17
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カテゴリ:アラビア書道
『アブダビに建設予定の美術館がルーブル・アブダビを名乗り、パリのルーブル美術館から美術品の大量貸与を受けることを認める契約が署名された。10年間美術品を貸与し契約額は10億ユーロ(1,500億円)。その美術館はアブダビのサアディヤット島のカルチャーディストリクトに2012年建設予定される。同地区はドバイに続く高級リゾート地として観光地化される予定。』(話題のナレッジベースというブログから抜粋の上、纏めたもの)

アブダビにルーブル美術館の別館ができるというニュースが3月8日ごろの新聞記事に出ました。余り扱いが大きくなかったためか私は見逃してしまいましたが、フランスでは魂を売った、売らないと大変な騒ぎです。でも石油の値段は上がるし、エアバスが売れないし仕方がないという意見もあります。

果してカンカン照りのアブダビでどんな作品が展示されるのか見物です。ルーブル美術館に置かれている作品はやはりキリスト教関係のものが多いだろうし、裸の絵もあるし、写実的なものもたくさんあり、イスラムの国には相応しくないものがかなり多いと思います。抽象画ばかり並べるつもりでしょうか。クアラルンプールのイスラム美術館に展示されていたような、器類、民族衣装、コーランの色々などを中心に展示するつもりでしょうか。それではちょっと人が集まらないような気もします。以前、湾岸諸国出身の画家の方の作品を見たことがありますが、確かに抽象画がほとんどでした。彼らは湾岸諸国では食えないのでフランスなどで活躍しています。

ドバイもアブダビも、石油高騰でお金がドンドン入っています。サウジアラビアのように工業化の道を選ばず、観光事業に力をいれているように見えます。もともと、湾岸諸国は芸術分野には余りお金を使うことがなかった地域で、美術館もほとんど無かったと思います。これからは美術館も増え、アラブの方も色々な作品を見る機会が確実に増えます。従いアラビア書道もまた脚光を浴びるかも知れません。

というようなことを、15日のお稽古の帰りの電車の中で本田先生としていました。







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最終更新日  2007.03.17 00:58:13
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